9月から高校入試に向けてやること

受験勉強のやり方
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普段の予習、復習から高校入試対策まで。 塾講師、家庭教師の経験者が、塾に頼らないで成績を上げる勉強法を解説します。

勉強やり方が分からない、家庭学習が上手くいかない、塾に行っているのに成績が上がらない、高校入試の勉強法を知りたい中学生は是非読んで、勉強法の参考にしてみてください。

9月からの勉強と受験準備が合格に向けて大切になる

高校入試のための準備は9月からが本格的にな勝負になっていきます。

夏休みの受験勉強がしっかり出来た場合は、ペースを崩さないように学習を進めていかなければなりません。計画通り進まなくなて焦っている場合も、この時期からしっかり準備をしていけば、まだまだ成績を上げることが出来ます。

受験勉強というのは、 入試がどのように行われるかしっかり理解して、確実に点数を取れるように準備をすることです。 

がむしゃらに問題集を解いているだけでは、成績は上がりません。まずは志望校を決め、どのくらいの点数が必要なのかを確認していきましょう。目標が決まったら次のことに注意をして学習計画を立ててみてください。

内申点について確認して定期テストに力を入れる

高校入試では内申点の比重が大きくなっていきます。内申点についてよく分かっ ていない場合は、まず学校の先生などに聞いてしっかり確認してください。

志望校を受験するのに、どのくらの点数が必要なのか、足りていない場合はどの教科なら成績を上げることが出来るかを考えてみましょう。数学や英語の成績をあげるより、技術4教科の方をあげていく方が、可能性が高い場合もあります。提出物をしっかり出す、授業に積極的に参加してみるなど、自分が出来そうなことを考えて紙に書いてください。

また、次の定期テストの目標点を書いてみましょう。目標点を決めることで、必要な勉強量が見えてくるようになります。

学校の勉強は予習型に切りかえていく

これから学校でやる範囲は、入試によく出題される分野が多いです。特に英語や数学は大切なところが多くなります。理科や社会も入試でよく出題される単元の学習が多くなります。

しかし、かなり多くの量をこなさなければならないので、冬休み前までに学校の授業で十分な時間が取れなくて、理解が追いつかないままになることも多くなります。この時期からは予習中心の学習法に切りかえて、余裕を持って授業を受けられるようにしていきましょう。

予習といっても難しく考えることはありません。次に習うところの教科書を一通り読んで、分かりづらいところをチェックしておくだけで十分です。余裕があれば基本的な問題を問題集で解くとこまでやってみることをおすすめします。

上位校の受験を考えている場合は、冬休みまでに、中学校で習う範囲の予習を終えて、それ以降は問題演習を中心にするような計画を立ててください。数学は特にこれから学校で習う分野が入試でも出題されやすくなります。教科書を読んで自分で出来そうであれば、どんどん問題を解いいくようにしましょう。

計画的に受験勉強対策をしていく

学校の勉強以外に今まで習ったところの復習も定期的にやっていく必要があります。

学校によっては受験用の問題集をテスト範囲に取り入れているところもあると思います。定期テストで復習問題が出題される場合は、そこでしっかり学習しておきましょう。

特に課題がない場合は自分のレベルにあった受験用の問題集を1冊冬休みまでに終わらせるような計画を立てていってください。通信講座の受験準備を利用しても良いでしょう。

また、それ以外に苦手分野や、しっかり学習するところがあったら、週1日しっかり学習する日を作って対策をしていきましょう。

9月からの受験勉強の計画のテンプレートはこちらでダウンロードできます

高校入試スケジュール表のテンプレートがあるページ

毎日暗記する時間を作る

暗記することは定期的に確認しておかないと、忘れてしまいがちになります。英単語、漢字、理科や社会の重要項目など覚えることを決めて、寝る前の10分など時間を決めて暗記の学習をするようにしていきましょう。

クイズ形式の教材やアプリを利用してゲーム感覚で覚えると飽きずに続けることが出来るのでおすすめです。

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模擬試験を定期的に受ける

勉強の目安になりますので、模試は出来るだけ受けてください。結果だけ見るのでなく、どこを重点的に勉強するかなどの対策を立てるのに役に立ちます。

また、 地域の公立高校の問題形式にそった模試もありますので、時間配分などの参考にもなります。

入試にでる形式の問題に慣れておく

高校入試の問題は、毎年それほど変わるものではありません。入試形式の普段から入試に出される問題に慣れておくようにしてください。漠然と市販の問題集を全てこなしているだけでは、合格力につながりません。どんな問題が多く出題されているのか、今からしっかり把握することが大切です。

計算問題が出題される場合は、時間内に正確に解く。英語の長文を読むスピードをあげる。理科の実験問題が必ずでるので実験のまとめをしておくなど、各教科で課題を決めて取り組んでいってください。

標準的なレベルの入試に出る問題に早めに取り組んでみましょう

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時間を計って勉強する

だらだら好きな勉強ばかりしていては、平均的に成績は上がりません。勉強時間を増やすことはそれほど重要でありません。集中力を上げることを考えるようにしていきましょう。

問題集をやるときは20分でここまで終わらせるなど、時間を決めてやるようにしましょう。タイマー やストップウォッチを使うと効果的です。また、分からない問題をいつまでも考えているのも時間の無駄になります。出来る問題を先にやって、その問題は絶対にテストで間違えないという自信をつけていってください。

集中する時間を少しずつ長くしていくことが、受験勉強には大切になります。短時間の勉強でもたくさんのことが出来るような工夫をしてみましょう。

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切り取って使える「月別スケジュール表」もあって勉強計画を立てるのにも便利です。

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