学校や塾に頼らずに受験情報を集める

受験のスケジュールを作る
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普段の予習、復習から高校入試対策まで。 塾講師、家庭教師の経験者が、塾に頼らないで成績を上げる勉強法を解説します。

勉強やり方が分からない、家庭学習が上手くいかない、塾に行っているのに成績が上がらない、高校入試の勉強法を知りたい中学生は是非読んで、勉強法の参考にしてみてください。

受験情報は自分で調べる

高校入試が近づいているのに、受験に関する知識がなかったり、志望校選びを自分で出来なかったりしていませんか?

入試を成功させるには、過去問でどんな問題が出るかを調べるだけではいけません。基本的な入試の日程(いつまでに願書を出すか)、どのくらいの点数を取れば志望校に合格出来るのか、内申点の割合はどのくらいで、どのくらいの成績が必要なのかを自分でしっかり把握しておく必要があります。

これらのことをしっかり確認しておかないと、直前で慌ててしまいます。直前になって志望校を受験することが難しいと分かると、志望校選びの際に適当になってしまって、高校に入ってから上手くいかなかったりすることになりません。

受験制度は毎年変わっています。出題される内容も地域や学校によって違います。また、少子化により学校の統廃合や男子校や女子校の共学化も増えています。

学校や学習塾の進路指導に頼っていると、どうしても成績、偏差値重視になり、自分が本当にそこの学校に行きたいのかしっかりとした判断出来なくなってしまいます。

地域の公立、私立に関して親御さんは出来るだけ早いうちから正確な情報を知っておくことが必要になります。

受験学年かどうかに関わらず、受験に関して、次のようなことを分かっているか一度チェックしてみてください。

1. 試験日、試験科目

試験日、試験科目を知ることは受験の基本です。

公立高校の試験日は決まっていますので、公立を希望する場合は早めに日程をチェックして、見えるところに書いておきましょう。最近では独自入試をしている公立高校もありますので、試験問題が他と違うかどうかもあらかじめチェックしておいてください。
私立の場合は学校のホームページに試験要項や問題傾向などは記載されていることがほとんどです。試験日がいつか、試験科目に面接や作文が含まれるかなどは必ず調べて把握しておきましょう。

2. 模試について

模擬試験は志望校選択の目安になりますので、塾に行っているいないに関わらず受けておく必要があります。

地域で独自に行っている模試や、大手予備校の模試などがあります。

公立高校を目指している場合は、地域で行っている公開模試を必ず受けるようにしましょう。学校、塾、書店、ホームページなどで申し込むことができます。

私立や独自入試の公立の難関校を志望している場合は予備校主催の模試を受けることもおすすめします。

駿台公開テスト

全国統一中学テスト

高校入試統一テスト 

3.試験の配点や面接の有無、内申点などを調べる

試験の配点などは公立でしたら都道府県の高校入試に関するホームページや過去問、私立も各学校のホームページなどで調べることができます。

東京都のように内申点の計算が複雑なところもあります。検索してみれば点数に換算してくれるサイトもありますので是非活用してみてください。

例) 都立高校受験者向け内申点計算プログラム School Postさんのサイトより)

また、早めに過去問に目を通して、どのような問題が出題されているかも調べておいてください。英語なら長文の割合が多い、国語で文学史が必ず出題されるなど、過去問を見ることでどのような勉強をしなければならないのかを確認することが出来ます。

4.推薦入試について

早く合格することに越したことがないので推薦入試を希望する生徒さんが多いですが、よほど成績がいいか、部活などで活躍していない限り、推薦で行ける学校も限られます。
また一般入試で受かる学力がないと推薦で入っても授業についていけないこともあります。
受験準備をしている段階で推薦のみを希望するのは危険です。推薦は運が良ければぐらいに考えて、しっかり受験する準備をしておきましょう。

推薦で合格出来そうな可能性が出てきたら、早めに学校で相談しましょう。面接や試験、作文などがある場合は、準備も早めに取り掛かる必要があります。

5. 大学受験や高校卒業後のことも考えておく

高校の3年間はあっという間に過ぎていきます。

大学を希望する場合は大学受験までを考えて高校受験をしなければいけません。進学に力を入れている学校か、どのような大学への進学者が多いかは確認しておきたい情報です。また、大学の付属校の場合どのくらいの割合で内部進学しているか、成績が良いことが必要か、試験があるかなども、調べておく必要があります。これらは高校のホームページで情報が公開されていることがほとんどなので、志望校のホームページはよく見ておきましょう。

また大学へ行かない場合も卒業後の進路なども考えて高校選びをしていく必要があります。

いずれにせよ、早めにホームページやガイドブックなどで高校の情報を集めることをおすすめします。

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