どのくらい勉強すれば希望する高校に合格出来るか

受験勉強のやり方
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普段の予習、復習から高校入試対策まで。 塾講師、家庭教師の経験者が、塾に頼らないで成績を上げる勉強法を解説します。

勉強やり方が分からない、家庭学習が上手くいかない、塾に行っているのに成績が上がらない、高校入試の勉強法を知りたい中学生は是非読んで、勉強法の参考にしてみてください。

高校入試までにどのくらい勉強すべきかを考える

公立中学に通っている限り高校受験は避けられません。私立中学に通っていても高校受験をすることはあるでしょう。

高校受験をするのでしたら、中学に入ったら段階でどのくらいの勉強をすれば希望の高校に入れるかというのは、しっかり把握しておかなければなりません。学校の成績は急に上げることは難しく、上位校を目指すなら中1のうちから意識して定期テスト対策などをしていく必要があります。

また、どの高校に行きたいかというのも、出来るだけ早く考えておくに超したことはありません。
そして、実際どのくらい勉強すれば、自分が行きたいと思える高校に入れるのか?を理解しておけば中学で勉強するモチベーションを上げることが出来るはずです。

公立高校を目指す場合

公立高校志望でしたら、ほとんどの地域が都道府県単位で一斉に同じ問題を解くことになります。

東京都のように、一部の上位進学校で国語、数学、英語を学校独自の入試問題を作っていることもありますが、理科、社会は同じ問題になります。公立の入試問題は、学習指導要領から大きく外れるようなことはなく、教科書の内容が基本となります。教科書レベルの学習をしっかり理解していれば入試問題を解くことはそれほど難しくありません。

つまり、中学1年生の時から教科書と教科書に準じた演習問題を毎日しっかりやっていれば、ほとんどの公立高校の入試には対応出来るのです。ほぼ満点近く取らなければいけない上位校を受験する場合でもやることは同じでしょう。

つまり、定期テストで8割以上の得点を毎回目指していれば、高校入試でそれほど苦労することはありません。

学校のテストだけでなく、定期テスト対策向けの問題集で現在どれくらい得点できるのか、確認してみてください。自分が目標としているレベルに足りないよいであれば、勉強法を一度見直す必要があるでしょう。

 

私立高校を目指す場合

私立の上位、難関校や独自入試を行っている公立校の場合、公立中学の勉強だけでは足りないと思われる問題を出しています。

こういう学校の受験生でも必ずしも塾通いをする必要はないのです。実際市販されている最高水準の問題集を地道に解いたり、レベルの高い通信教育を受講するなど勉強法で自力で合格している生徒さんも大勢います。

難関校を目指す場合は、普段からレベルの高い問題集にチャレンジしてみることをおすすめします。

また、推薦入試を目指す場合は、出来るだけ早い時期から情報を集めるようにしてください。

 

中学1年からの基礎が大切

結局、中1から予習、復習を家で毎日2時間くらいやっていれば、高校受験にそんなに苦労することはないはずです。国語の漢字や語句を全部覚える、英語の単語、熟語や、基本例文を覚える、数学の計算問題は完璧にしておく、理科、社会は教科書の範囲を理解して問題集で暗記しておく・・・という勉強法を地道に続けることが重要です。
中1、中2でそれをやってないで、中3になってから受験勉強を意識した場合は、その分を取り返さなければなりません。そうなると 中3の範囲の勉強2時間プラス2〜3時間の1、2年の復習の勉強が必要になってくるのです。 

普段勉強してない場合、平日にそれだけの勉強時間を確保するのは難しくなります。そのため夏休みに1、2年の範囲を全部やり直すことになり、それだけ負担が大きくなってしまいます。

1年生のうちから毎日予習復習をする勉強時間が確保出来ないようでは、塾に行くだけでは効果が上がりません。今からでもいいので高校受験を乗り切れるような生活習慣に変えることを考えてみてください。

中学3年生になって入試の準備を始める場合

現実には3年生になってから慌てて入試を意識して勉強を始めるというケースも多いでしょう。

3年生になれば、ある程度志望校は考えていると思います。

入試に必要な内申点、模試の偏差値で現状維持をすれば合格出来る学校を選ぶことが多くなると思います。しかし、夏休み以降はみな勉強に専念します。油断していると成績を現状維持することが難しくなります。今の成績を保つためには、1、2年生の時の倍以上は集中して勉強することが必要になります。

3年生になった段階で志望校までに成績が足りていないという場合は、かなり頑張って成績を上げなければいけません。定期テストは各教科で目標点を決めて、集中して学習して内申点を上げることを考えましょう。また、夏休みまでに、どのくらいの復習が必要か、しっかり計画を立てることも大切です。

時間をたくさんかければ成績が上がるものではありません。まずは、すぐに点数を上げられそうな範囲が決まっている定期テストに目標を起きましょう。その後、得意科目から1、2年の復習を夏休み前くらいからはじめて、確実に点数アップすることを目指してください。

 

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