社会は暗記だけしていれば成績が上がるという科目ではありません。
歴史の流れや人物の相関図、地図や資料の見方、政治や経済の仕組みなど、教科書に書いてあることを理解した上で覚えていかないと、テスト前に暗記してもすぐ忘れてしまいますし、記述問題にも対応出来ません。
なかなか覚えられない、点数が上がらないという場合は、興味を持って覚えていないというのが原因でしょう。
逆に歴史が好きだったり、地図を見るのが好きだったりすれば、学習時間が少なくても高得点が取れてしまう教科でもあります。
社会の基本的な勉強法は次のことを参考にしてください。
・教科書や参考書をじっくり読む
暗記中心の問題集ばかりやって、丸暗記していても、テストが終われば忘れてしまい ますし、応用問題や記述問題に対応できません。
まずは、試験範囲や復習する出来る範囲を決めて、教科書や参考書、資料集などをじっ くり読んでください。意味が分からない言葉は調べるようにしましょう。分かりづらい所は先生や他の人に聞いて説明してもらってください。
地理は地図を見ながら、学習することが大切です。
大切なことは、言葉を暗記するだけでなく、説明出来るように理解することです。地理で”促成栽培”という用語が出てきたら、どんな 農業なのかを説明出来ないのでは、確実な知識として身に付いていきません。
・ノート作りに時間をかけすぎない
社会の学習というと、教科書の内容をノートにまとめている生徒さんが多いようですしかし、ノートを丁寧に作るの はいいのですが、それで勉強した気になって、実際は何も覚えていないということがよ くあります。
時間があまって他にやることがなければ、教科書の内容をノートにまとめてもいいの ですが、今は効率良く学習出来るような暗記ノートなどが市販でたくさん売られていま すので、そちらを活用した方が効率はよくなります。
ノートは学校の授業や塾の時間内でしっかり作るようにして、家庭では復習、暗記を する時間をとることが大切です。
・興味を持てるように工夫する
興味を持って、漫画、ゲーム、その他の教材などで自分から進んで知識を身につけれ ば、忘れることもありませんし、特にテスト勉強をしなくても点数が取れるようになり ます。
以下のように工夫をしてみてくださ い。
・地図を部屋に貼る。日本や世界の地域のことについて、家族や友達と話し合う。
・歴史の漫画を読んだり、歴史に関するテレビ番組を積極的に見るようにする。
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・中学生向けの新聞を読んだり、解説がわかりやすいニュース番組を見るようにする。
*おすすめ
・政治や経済の話題を家族で話し合うようにする。
政治やニュースに関心のない家庭の生徒さんほど、社会が苦手というケースが多い気 がします普段からニュースに興味を持つよいうにして、分からない所は調べるような習慣をつけることをおすすめします。