サイトアイコン 中学生の勉強法ガイド

勉強した時間を記録してみよう|中学生の学習管理と効率アップの方法

机に向かっていても勉強が進まないのはなぜ?

 机に向かっている時間は長いのに、気づけばあまり勉強が進んでいなかったという経験はありませんか。やる気が出なくて別のことをしてしまったり、気分が乗らないまま時間だけが過ぎてしまったりすることは、中学生にはよくあることです。

 中学生の平日の平均勉強時間は、学年が上がるにつれておおむね1〜2時間程度とされています。ただし同じ時間を確保していても、中身の濃さは生徒さんによってまったく異なります。得意教科と苦手教科でも集中のしやすさは変わりますし、取り組む順番によっても、こなせる量は大きく変わってきます。

中学生の勉強時間の目安はこちらの記事に詳しく書かれています。

 中学生の勉強時間の実態はどれくらい?(翔栄学院)

 まず自分がどのくらいの時間でどのくらい勉強できるのかを知ることが、効率よく学習するための出発点になります。

学習記録のつけ方

 最初は「何時から何時まで、何の教科を勉強したか」をカレンダーや手帳に書き込むだけで十分です。続けることが大切なので、はじめからていねいにやろうとしなくてかまいません。

 たとえば「18時〜18時40分 数学のワーク p.30〜34」のように、教科と取り組んだ内容をひとことメモしておくだけで、後から見返したときに自分の勉強の流れが分かるようになります。

 慣れてきたら、問題集の何ページから何ページまでを何分かけたかなど、少しずつ細かく記録していきましょう。学習計画表にチェック欄を作り、勉強した時間を書き込んでいく方法もおすすめです。自分の集中の具合が数字で見えるようになると、計画も上手に立てられるようになります。

学習記録シートを使ってみる

 学習記録シートを使うと、記録が続けやすくなります。こちらから無料でダウンロードできます。

学習計画・学習記録シート
定期テスト、受験勉強の計画、学習記録をつけるためのシートです。*プリントして記入したものはクリアファイルなどに入れて常に持ち歩くようにしましょう。*定期テストの計画表は学習机の前に貼っておくことをおすすめします。中学生におすすめの手帳ふりか…

 市販の日記タイプのノートや手帳を使うのもよい方法です

コクヨ キャンパス ダイアリー 目標や勉強計画がすっきり整う スタディプランナー A5 ピンク AMニ-SY138-P

新品価格
¥1,505から
(2026/5/4 00:38時点)

書き込むことが習慣になれば、自分の学習パターンが少しずつ見えてきます。

スマホのアプリを使って記録する

 スマートフォンを持っている場合は、学習記録に使えるアプリが役立ちます。タイマー機能を使って教科ごとにかかった時間を記録していくことができ、スポーツのタイムを計るような感覚で取り組めます。

 Studyplus(スタディプラス)は、学習時間を教材ごとに記録・グラフ化できる機能が充実しており、多くの中高生が使っています。ベネッセが提供するStudyCast(スタキャス)は、オンライン自習室の機能もあり、ひとりでは続けにくい生徒さんにも向いています。どちらも無料で使えます。

 スマホを勉強の記録に使うことで、勉強時間が自然と可視化されます。グラフで積み上がっていく様子が見えると、続けるための気持ちの支えにもなります。

 担任のスタディトレーナーと週1回を目安に作戦会議会議ができる【atama+ オンライン塾】 の利用もおすすめです。

1週間記録したら学習パターンを見直す

 1週間続けてみたら、記録を見返してみましょう。同じ教科ばかり勉強していないか、時間をかけすぎている内容はないかを確認してみてください。

 集中すればもっと早く終わったはずの課題があったかもしれません。計算はすぐに終わるのに英単語を覚えるのに時間がかかる、など、得意・不得意も記録から見えてきます。3時間取り組んだつもりでも、実際にはそれほど量をこなせていなかったということもよくあります。

 どの順番で取り組むか、自分が一番集中できる時間帯はいつか、記録を手がかりに自分の学習パターンを整理してみましょう。たとえば「夕食前の30分は計算系、夕食後は暗記系」のように、自分の集中力のリズムに合わせて組み合わせを変えるだけで、同じ時間でもこなせる量が変わってきます。

勉強時間より勉強の中身を意識する

 記録を続けていると、時間の長さよりも「何をどこまでやったか」の方が大切だと気づいてきます。2時間机に向かっていても、途中でぼんやりしていた時間が多ければ、実質の勉強時間はずっと短くなります。

 大切なのは、短い時間でも集中して取り組む習慣をつくることです。「今日は30分で数学のワーク5ページ終わらせる」のように、終わりの目標を決めてから始めると、だらだらと時間をかけることが少なくなります。記録を見返すことで、自分が集中できている日とそうでない日の違いも見えてくるようになります。

記録することで定期テストの計画が立てやすくなる

 自分の学習パターンが分かってくると、定期テスト前の計画も立てやすくなります。たとえば「数学のワーク1回分に20分かかる」と分かっていれば、テスト2週間前から逆算してどのくらいのペースで進めればよいかが計算できます。

 集中できる教科から始める、気が乗らない教科は短い時間から取り組むなど、自分に合ったやり方も見つかってきます。記録がそのまま次のテストへの準備につながるようになれば、計画を立てることへの苦手意識も少しずつなくなっていくでしょう。

まとめ

 勉強時間の記録は、はじめは「何時から何時まで何をしたか」を書くだけで十分です。続けることで自分の学習パターンが見えてきて、計画が立てやすくなり、定期テストへの準備もスムーズになっていきます。

 ノートや手帳でも、アプリでも、自分が続けやすい方法を選んで取り組んでみてください。記録する習慣が身につくと、勉強の中身が少しずつ整ってきます。まずは今日から1週間、試してみましょう。

モバイルバージョンを終了