学年末から春休みにかけては総復習に集中する
数学は定期的に学習したことをしっかり定着させることが必要になります。その学年にやった内容を身につけていないと、
定期テストが終わったら、1年の総復習をする習慣をつけるようにしてください。復習のやり方は次のことを参考にして自分で計画を立てて行うようにしていきましょう。
計算が正確に出来ているかを確認する
計算力は数学の学習では基本部分です。文章題や図形の問題が出来ないと、そちらの方ば かりに気を取られがちですが、実は基本的な計算が出来てなかったというこ とがよくあります。自信がある場合でも、必ず計算練習をするようにしてください。
その学年に習った計算問題は100%近く出来るかをまず 確認していきましょう。
計算ミスが多い場合は九九で同じところを間違えたり、たし算、ひき算が不正確な時がないか自分で確認してみてください。また基本的な、かけ算、わり算、分数の計算が正確に出来ていないこともあります。よく間違える所をチェックして、どこで間違えやすいかを書き出してみることをおすすめします。
また、自分では正しいと思っていたやり方が間違っていたり効率が悪い方法だということもあります。もう1度教科書をよく見直して、計算順序の確認をしてください。
おすすめの計算問題集
中学1年生向けです。他の学年もありますので、参考にしてみてください。
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教科書の例題が全部解けるか確認する
いろいろな問題集に手を出すより、教科書の例題や章末問題を全部やり直すことをおすすめします。例題の説明が書いてありますし、最低限出来なければならない問題を全て確認することができます。
時間がない場合は、例題を見てすぐ解けそうなものは飛ばしてみても構いません。1年でどんなことを学習したのかを一度見直してみることが大切です。
出来たなかったり、よく分かってない単元は、後で集中的に学習するよう計画を立ててみましょう。例えば一次関数の応用問題がよく分からないところが多かった場合は、基本的な問題を解説した参考書を使ったり、インターネットの解説動画を調べたり、学校や塾の先生、友人などに問題の解き方を聞いたりするなど、自分なりの解決の仕方を考えることが大切になります。出来なかった問題をチェックして書き出したり、付箋を貼っておくなど、すぐに見直せるようにしておいてください。
解説が詳しいネット動画
YouTubeで「中学数学」で検索するといろいろな動画を見ることが出来ます。解説が分かりやすいものを選んで活用してみましょう。
有料のオンライン学習ができる
薄めの問題集を使って一通り復習する
問題集を使って1年の復習をする場合は、まずは問題数が少ないものを選んで、短期間で一通り問題を解くようにしてください。
数学が苦手だったり、あまり自信がない場合は、各単元の基本問題だけを一通り解くことをおすすめします。
数学が得意な場合は、標準的な問題を一通りやってから応用問題にチャレンジしてみましょう。
総復習におすすめの問題集
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次の学年の予習も出来るようにする
新学年の4月は行事も多く、すぐにゴールデンウィークに入ってしまうた め、のんびりしていると最初の単元でつまずいてしまうことがあります。
春休みのうちに自分で参考書などを読んで予習する練習もしてみましょう。どの学年も 最初の単元は内容はさほど難しくないので、理解出来そうならどんどん進めていっても構いません。分からない所があったら授業でしっかり聞けばいいのです。
中学3年生も余裕があれば高校の数1の最初の単元を見てください。中学でやった式の計算の範囲を広げているだけなので、予習しやすいところだと思います。
予習におすすめの通信講座
Z会の中学生コースは次の学年の予習をするのにおすすめです。Z会オリジナルの学習専用タブレットでも学習できます。
進研ゼミの中学生講座も分かりやすい教材が揃っているので、予習をするのにおすすめです。お試し講座で予習と復習をすることが出来ます。