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中学生のノート術ー教科・目的別に使い分けて学習効果を上げる方法

 中学生の勉強では、ノートをどう使うかが成績に大きく影響します。授業の内容をただ写すだけでなく、後から見直したときに役立つノートを作ることが大切です。ここでは、ノート作りで押さえておきたい点を具体的に紹介します。

学校・塾・家庭学習でノートを分ける

 ノート作りの基本は、使う場面ごとに分けることです。学校の授業ノート、塾のノート、家庭学習ノートの三種類を用意しましょう。

 問題集や通信教育の教材に直接書き込んでしまうと、後から間違えた問題をやり直すことができません。家庭学習では問題集には書き込まず、専用のノートに解くようにしてください。問題集一冊に対してノートを一冊用意するのが目安です。

 余裕があれば、さらに復習用・テスト直し用・暗記用と分けておくと整理しやすくなります。教科ごとにノートの色を変える、使い終わったらボックスファイルに入れる、といった工夫でなくす心配も減ります。ルーズリーフを使って一冊のファイルにまとめる方法も、必要なページだけ取り出しやすくておすすめです。

教科ごとに合ったノートを選ぶ

 教科によって使いやすいノートは違います。

 数学は5mm方眼ノートを使うと、図やグラフ、途中式が整理しやすくなります。図形問題や座標のグラフを書くときにも便利です。数学のノートの具体的な作り方については以下の記事も参考にしてみましょう。

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 英語は4線入りの専用ノートを使い、アルファベットの大きさや位置を意識して書くことが基本です。本文を左ページ、和訳や気づいたことを右ページに書く形式も広く使われています。

 国語はノートを縦書きで使う場面が多く、横向きにして上下二段に分けるレイアウトも有効です。上段に本文の内容、下段に先生の説明や自分のメモを書くと、テスト前に見直しやすくなります。

理科・社会は図や表を使う場面が多いため、普通の罫線ノートよりドット入り罫線のノートが使いやすいという声もあります。コクヨのキャンパスノートのドット入り罫線タイプは、縦横どちらにも線を合わせやすく、多くの生徒さんに使われています。中学生・高校生が実際にどのように罫線を使い分けているかは、以下のアンケートも参考になります。

ノートの罫線、使い分けてる?中高生の罫線事情を調査!
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後から見直せる書き方を意識する

 授業ノートで大切なのは、後から読み返して理解できることです。読めない字や、重要な部分が抜けているノートでは、復習のときに役立ちません。まず自分のノートを一度見返してみてください。

 色分けはノートを分かりやすくする有効な方法ですが、色を使いすぎるとどこが大切なのか逆に分かりにくくなります。「赤は最重要事項」「青は補足説明」など、自分でルールを決めておくとよいでしょう。

 また、間違えた問題は消しゴムで消さず、付箋を貼ったり印をつけたりして残しておきましょう。どこでつまずいたかが一目で分かり、テスト前の見直しに役立ちます。

書き足せるスペースをあらかじめ残す

 文字がぎっしり詰まったノートは、後から気づいたことや先生の補足を書き足す場所がなくなりがちです。ページの右端や下部に余白をあらかじめ取っておきましょう。

 余白の使い方として、ノートを「メモ欄」「キーワード欄」「まとめ欄」の三つに分けるコーネル式という方法があります。授業でメモを取り、後からキーワードを書き出し、最後に要点をまとめるという流れで使います。少しコツがいりますが、復習の効率が上がると多くの生徒さんに取り入れられています。

プリントはノートに貼って管理する

 授業でプリントが多く配られる教科では、プリントをそのままファイルに入れておくだけでは紛失しやすくなります。できるだけノートに貼って、関連する内容とまとめて管理しましょう。時間に余裕があれば、プリントの内容を手書きでまとめておくと記憶の定着にもつながります。

GIGAスクール端末との使い分け

 現在、多くの中学校でタブレット端末が一人一台配布されています。授業によってはタブレットで資料を見ながらノートに手書きでまとめるという場面が増えています。

 調べ学習や写真・動画の記録はタブレットを活用し、授業中の板書や自分の考えをまとめる作業は手書きノートで行うという使い分けが定着しつつあります。手書きには内容を整理しながら書くという学習効果があるため、記録としてはタブレット、思考の整理には手書きという組み合わせが合理的です。

上手なノートを参考に自分のやり方を見つける

 ノートの作り方に絶対の正解はありません。クラスの中でノートが上手な友人のものを見せてもらったり、ノート術を紹介した本やウェブサイトを参考にしたりしながら、自分に合った方法を探していきましょう。

 最近は復習用のスペースがあらかじめ設けられたノートや、勉強の意欲が上がるデザインのノートも多く販売されています。自分が「使いたい」と思えるノートを選ぶことも、勉強を続ける上では大切なことです。

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まとめ

 ノートは学校・塾・家庭学習の三種類に分け、教科の特性に合ったものを選ぶことが基本です。余白を活かして後から書き足せる形にしておくと、テスト前の見直しがしやすくなります。プリントはノートに貼って管理し、GIGAスクール端末とも上手に使い分けていきましょう。まずは自分のノートを一度見直すところから始めてみましょう。

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