高校に入ってから英語につまづくことが多い
中学生の時はそれほど苦手でなかったのに、高校に入ってから英語につまづく生徒さんが多くなるように感じます。
高校の英語では学習しなければならないことが中学の時より圧倒的に多くなります。また大学入試改革により、英文を書いたり、リスニング力や会話力も問われるなど、以前より学習しなければならないことが多くなり、勉強時間が足らなくなるとついていけなくなってしまいます。
高校に合格したらそこで安心しないで、春休み中からしっかり英語の学習をするようにしましょう。
英単語出来るだけたくさん覚えておく
中学と高校の英語の大きな違いは、覚えなければいけない英単語の量が圧倒的に違うことです。
中学でそこそこ英語が出来ていると思っていても、高校で英単語を覚えることが追いつかなくて、どんどん苦手になっていくケースが多いようです。
単語は知っていれば知っているほど学習は楽になります。
高校に入る前に、習っていなくても英文によく出てくるものは出来るだけ覚えておくことをおすすめします。
高校入学前にこちらの1900語レベルは確実に覚えておこうようにしましょう。
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英語が得意な場合は高校初級向けの単語帳で、自分がどのくらい単語を知っているか確認してみましょう。英検準2級レベルの単語問題集がおすすめです。
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リスニングは好きな分野から始めてみる
今後の大学入試ではリスニング力が重要視されます。
しかし日本にいる限り、意識して英語を聞く練習をしなければリスニング力が上がることはありません。
ただテキストとCDなどで勉強しようとしても飽きてしまって続かなかったり、分からない英語の音を聞いていても眠くなるだけで身につかないということもよくあります。
中学から高校に上がる生徒さんにおすすめの勉強法は自分の好きなジャンルの英語を聞いてみることです。 今は、インターネットで生の英語を聞くことは簡単に出来ます。例えば
映画や海外ドラマで興味があるものがありましたら、英語字幕付きで一度見てみてください。(日本語で何回か見て内容が頭に入っているものがいいです。)
洋楽に興味があれば好きなアーティストの曲を歌いながら聞くのは効果があります。
サッカーなどスポーツに興味があれば海外の中継を見てみるといいでしょう。ルールが分かっているスポーツだと、知っている単語が多く音が聞き取りやすくなります。
耳が英語に慣れてから学習した方が英語力はアップします。
今は、インターネットで生の英語を聞くことは簡単に出来ます。以下のような英語の学習サイトで学習してみることもおすすめします。VOA Newsの英語学習サイトです。初心者向けの内容になっているので、中学生でも学習できます。
英語の試験を受ける準備をする
今後大学入試で外部の英語試験を導入するなど動きが始まっています。
高校入学後英検準2級や2級の試験は出来るだけ早く受験する準備をしてください。英語があまり得意でない場合は3級の勉強をして合格レベルになることを目標にしてください。
また、TOFLEやIELTSなどのスコアも大学入試で活用されるようになります。中学生にはあまり馴染みのない試験ですので一度どんな問題が出題されるのか本屋やインターネットなどで調べてみましょう。これらの試験は一般の中学生ではかなり難しく感じるかもしれません。またライティングやスピーキングも試験にありますので、受験するにはハードルが高くなります。
しかし、TOFLEやIELTSのスコアをしっかり取れるような勉強をしておけば、英語力もかなり上がりますし、大学入試にも有利になっていきます。
どの試験を何年生くらいで受験するか、今から考えてみるようにしましょう。
大学入試のための英語資格・検定試験についてはこちらの記事が参考になります。
英語外部検定利用入試特集(英検・TEAP・IELTS)|大学受験パスナビ
「大学入試英語成績提供システム」における2019年度英検実施概要|日本英語検定協会
大学入試のための英語資格・検定試験の特徴と選び方 | 旺文社 英語の友
英語を得意にした方が大学受験には有利
どの大学、学部を受験するにしても英語が試験科目にない大学はかなり少なくなります。
英語を得意にした方が大学入試では有利になることは間違いありません。
高校に合格した時点で、英語の勉強をしっかり始めるようにしておきましょう。春休みは基本事項の復習と、先取り学習を自分でやっていくことをおすすめします。
英語の先取り学習におすすめの通信講座
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大学入試を意識した先取り学習をすることができます。
春休みに学習出来る、先取りの教材がたくさんそろっています。中学の復習と高校の予習を同時に出来るので、早目に学習することをおすすめします。