計算が素早く出来ないと数学の成績は上がらない
中学で数学が苦手になる生徒さんの多くが、1年生で習う正負の数、文字式、一次方程式の基本的な計算でつまずいてしまっているようです。
1年生の計算が正確に出来ないと、その後の学習内容が理解出来なかったり、計算に時間がかかって学習の効率が悪くなってしまいます。
数学か苦手になっている場合は、1年生の教科書や問題集で計算問題をしっかりやり直さなければなりません。
また、教科書に出てくるレベルは出来ていても、分数や小数が混じった計算や四則演算になると、正答率が悪くなる場合も、基本レベルの計算練習が不足しています。早く正確に計算が出来ることは、応用レベルの問題を解くためにも大切になりますので、週末や長期休暇を使って徹底的にやり直すようにしていきましょう。
計算式を追っていく学習法
基本的な計算方法がよく分からなくなっている場合は、教科書の例題をノートに写して、やり方を理解し、類題を自分でやっていくという方法を繰り返していってください。この段階では、ノートにしっかり途中式を書いていくことが大切です。
小学校時代は計算が得意で、暗算でやる癖がついている生徒さんほど、複雑な計算になるとミスをしやすくなってしまいます。慣れるまでは、必ず例題と同じように丁寧に計算をしていくようにすると良いでしょう。
*途中式が分かりやすい参考書で計算方法をしっかり追っていくようにしてください。
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計算問題を解くときは時間をはかる
計算に時間をかけていると、数学の成績は上がりません。
いろいろな問題を解いていく上で、計算の段階で時間がかかることで、問題数をこなせなかったり、やる気を失いがちになります。
基本的な計算問題をやるときは、小学校のドリルのように時間内に解く練習を繰り返していきましょう。
ドリル形式の問題集を1日1ページでもやってみることをおすすめします。
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工夫して計算する
工夫できるところは工夫して計算できるような癖をつけてください。
計算の順序を入れかえても答えが変わらない場合は、簡単に出来る方から計算する癖をつけましょう。
どうしたらより簡単に計算できるかを常に考えて、問題を解く習慣をつけることが大切です。いろいろ自分で工夫してみることで、自分が計算しやすいなと思う方法を身につけて行きましょう。
↓計算が苦手な人でも速く正確にできる計算方法を集めた参考書です。工夫して計算する方法を身につけることができます。
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ミスを減らす
計算ミスをすると、出来たはずの問題でも不正解になってしまうので、出来るだけ避けたいものです。
計算ミスは単純に不注意を無くしていけないいものではありません。
どんな時に計算ミスをするか、自分のミスしやすいパターンを分析してみることが大切です。
一度自分が解いて間違えてた問題を見直して、次のようなことが当てはまるかどうか確認してみましょう。
- 毎回同じ引き算や掛け算で間違えている。
- 数字を書き写す時に違う数字になって入り。
- 符号のつけ忘れや間違いが多い。
- 数字が読みづらくて、書き間違える。
- 小数や分数の計算でよく間違える。
など、似たような原因で計算ミスをしていないか確認してみましょう。
数字を書き間違えたり、自分の字が読みづらいことで起こるミスが多い場合は、丁寧に書いて計算する練習をしてください。
小学校の基本計算が確実に出来ていないことで、計算ミスが多くなっていることもあります。一度苦手なところをしっかり復習して行きましょう。