過去問の使い方

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過去問をやる前に

冬休みになると、高校入試のための過去問をやり始めることが多くなります。

過去問を解くのは受験対策に必要ですが、漠然と過去問をやっているだけでは、合格をすることは出来ません。

また、学校や塾だけでは十分に過去問練習が出来ないことがありますので、家庭で計画的にこなしていかなければなりません。

過去問を上手に活用して、受験を乗り切ってください。

都道府県別の高校入試の過去問が掲載されているサイト

過去問は志望校決定の目安になる

まだ志望校を決めかねている、志望校に偏差値が届いていないと行った場合は、 過去問を1回やってみましょう。

自分の今の実力を正確に把握でき、受験する学校を決める目安になります。

公立高校を受験する場合で、共通の問題の場合は、どのくらい点数が取れそうかを確かめてみてください。志望校合格までにどこまで勉強しなければならないかの判断が出来ると思います。

私立高校や独自入試の高校の受験をする場合は、過去問をやってみることで、その学校の合格レベルまでどのくらい達しているかを試してみましょう。また、問題を解いていて点数が取りやすい問題が多いなど、相性の良し悪しもあります。滑り止めの学校を選ぶときの判断基準にもしてみてください。

過去問をやる日を決める

日々の学習に追われていると、なかなか過去問を解く時間が作れません。過去問を解く日と時間を決めてスケジュール帳やカレンダーに書いておきましょう。

日曜日の午前中は過去問の日にするなど、事前に決めておくことをおすすめします。また入試の直前には毎日1教科ずつ過去問を解く時間を作っていきましょう。

入試前には5教科まとめて模試のように時間を決めてやる日を作ることもおすすめします。この時、実際の入試の時間に合わせて解くようにしてください。過去問やスポーツでいうと、本番前の予行練習や練習試合のようなものです。出来るだけ本番と同じように時間配分を考えて解く練習をしていくことが大切です。

また、出来なかったところを復習する時間も大切になります。答え合わせをした後やり直したいところをチェックして復習する日を作るようにしてください。

全部解こうとしない

満点が取れなければ合格出来ないということはまずありません。

合格基準点を確認して、目標点を決め、点数を確実に取れる問題を増やしていきましょう。

目標点に達しなかった場 合、少し気をつければ出来た問題。頑張って勉強すれば出来そうな問題をピックアッ プして、その部分を重点的に勉強出来るようにしましょう。

2、3回繰り返す 点数を記入しておく

毎回点数は記入してください。作文や証明問題、記述問題など部分点などが曖昧な場合は、学校や塾の先生などに見せて点数が取れる解答になっているかを確認してみてください。

↓こちらの過去問チェックシートに点数を記入していきましょう。

学習計画・学習記録シート

第一志望、第二志望の学校は2回以上繰り返して、点数を上げていくようにしていきます。

ただし、国語の読解問題や英文読解の問題は文章の内容を覚えてしまっている とあまり効果がなくなっていきます。漢字や言語事項の部分だけ確認して、読解問題レベルが 同じくらいのレベルの他の学校の過去問などをやってみるようにしてください。

↓このような、全国の入試問題の中から形式が似た問題を選んでやってみることもおすすめします。

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直前になったら時間を5分短くして解く

直前に過去問をやる場合は、制限時間が50分なら45分で出来るように練習し てください。実際の試験になると緊張して時間不足になりがちです。短い時間で出 来る問題を集中的にこなしていく練習をしましょう。

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