顕微鏡の使い方は理科2分野の観察全体で必要になる
中学1年生の理科2分野では、生物の観察が学習の中心になります。花のつくり、葉の細胞、水中の微生物など、さまざまな観察が行われますが、その多くで顕微鏡を使います。
顕微鏡の使い方は、定期テストでも高校入試でもよく出題される内容です。各部の名称や操作の手順は、一度しっかりと身につけておくと、その後の観察全体で役に立ちます。
顕微鏡の使い方は授業でしっかり確認する
顕微鏡の操作は、教科書を読んで覚えるよりも、実際に手を動かして覚える方が身につきます。授業で顕微鏡を使う機会があるときは、手順をひとつひとつ意識しながら操作してみることが大切です。
「なんとなく先生に合わせて見るだけ」で終わってしまうと、テストで手順を問われたときに答えられなくなることがあります。
授業中に確認しておきたいポイント
操作の中でも、特に間違えやすいのが次の2点です。
ひとつは、最初は必ず低倍率から始めること。低倍率の方が視野が広く、観察したいものを見つけやすいためです。
もうひとつは、ピントを合わせるときに横から見ながら対物レンズをプレパラートに近づけること。プレパラートと対物レンズがぶつかるのを防ぐための手順で、テストでは理由まで問われることがあります。
また、像が上下左右逆に見えること、見たい方向と逆にプレパラートを動かす必要があることも、しっかり確認しておきたいポイントです。
顕微鏡の各部名称・操作手順の詳細と練習問題はこちら
顕微鏡を実際に使える施設を訪れてみる
理科の授業で顕微鏡に触れる機会は限られていますが、もっと使ってみたいと思う生徒さんには、科学館や自然史博物館を訪れてみることをすすめます。
全国の科学館や博物館の中には、顕微鏡や電子顕微鏡を実際に操作できるコーナーを設けているところがあります。学校の授業では見られないほどの高倍率で観察できたり、スタッフに操作を教えてもらえたりすることもあります。
東京・上野にある国立科学博物館や、北の丸公園の科学技術館など、理科の学習に関連した展示が充実している施設も多くあります。お近くの科学館や自然史博物館の公式サイトで、体験できるコーナーやイベントを調べてから訪れてみるとよいでしょう。
自分の顕微鏡を購入して観察の幅を広げる
「もっといろいろなものを観察してみたい」という生徒さんは、自分の顕微鏡を購入してみるのも方法のひとつです。
学習用の顕微鏡は、思っているよりも手軽に購入できます。海外製のものであれば5,000〜10,000円程度、日本製でも20,000円前後のものがあり、スライドガラスやカバーガラス、スポイトなどが付属したセットも多く販売されています。
観察できるものも豊富で、野菜の断面、花粉、池の水の中の微生物など、身の回りにあるものを顕微鏡で見ると、普段とはまったく違う世界が広がります。授業で学んだ操作の手順を使いながら、いろいろなものを自分で観察してみると、理科への理解がぐっと深まるでしょう。
初心者向けの顕微鏡セットの例
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まとめ
顕微鏡の使い方は、理科2分野の観察全体を通じて必要になる基本です。授業で実際に使う機会をしっかり活かして、各部の名称と操作の手順を確認しておきましょう。
さらに興味があれば、科学館などの施設で体験したり、自分の顕微鏡でいろいろなものを観察したりすることで、観察の面白さをもっと感じられるようになるでしょう。
