中学での英語は読み書きが中心になる
小学校から英語の授業が導入され、最近は英語にも親しみを持っているお子さんも増えていると思います。しかし、以前より英語のコミュニケーション能力が重視されるようになったとはいえ、中学のテストは読み書きの能力が中心となります。
今までの楽しんで学習する英語とは異なることで、戸惑ってしまうお子さんも多くなります。
また、中学入学直後というのは、新しい環境で学校生活を始めたばかり、新しい友人関係や部活動などで忙しくなり、家庭学習はどうしても少なめになってしまいます。英語の授業も最初はゆっくり進んでいたのに、5月頃から徐々に進度が早くなり、文法事項、単語が増えてきて気づいたらついていけなくなった・・・というケースは多いように思えます。また、私立に通う場合は授業数も多く、教材も多いのでこなすだけでも大変になってしまうかもしれません。逆に公立の場合は、少ない教材でいろいろなことを身につけなければならないので、中途半端な知識のまま次に進んでしまって、気づいたら分からなくなっていたということが多いようです。
最近は小学校から英会話教室に通ったり、オンライン英語学習をしているお子さんも多いようです。しかし、英会話教室に通っているからと安心してはいけません。小学生のレベルで英文の読み書きまでしっかり指導している英会話学校は少なく、単語が書けない、正確な英文が書けないで悩んでしまうこともあります。
やはり、余裕を持って中学英語に入るには、必要な予習を入学前ににやっておいた方が、スムーズに英語の学習に取り組むことが出来るようになると思います。下記のことを参考にして、早めに中学英語の学習を始めることをおすすめします。
中学入学前にやっておくこと
下記のことを中学入学前の春休みまでにやっておくことをおすすめします。
アルファベットを正確に読み書き出来るようにする
アルファベットが正確に書けることが、中1に最初の段階では大切になります。大文字、小文字の区別をしっかりと書けるように練習してください。
アルファベット練習プリントはこちらでダウンロードできます。
市販のCD付きの問題集などで、発音までしっかり確認しておくことをおすすめします。
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私立中学では筆記体までしっかり書けることを要求されることもありますので、筆記体も覚える必要があるか学校に確認しておいてください。
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基本的な単語の読み書きを出来るようにする
中学入学前にに文法問題ばかりやってしまう親御さんや塾が多いようですが、長文問題、英会話などで大切になるのは単語力です。基本的な単語の読み書きをしっかりマスターしておくことをおすすめします。
単語の学習をする時はCDなどを活用して、音と英語のスペルの感覚を身につけるようにしてください。
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学校の教科書レベルにこだわらず、出来るだけ多くの単語を覚えておく方が後に有利になると思います。興味がある教材で、出てきた単語は覚えていくようにしてみましょう。
また、英語辞書も使えるように練習してみてください。電子辞書を使っても構いませんが、電子辞書と紙の辞書を平行して使うことをおすすめします。
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簡単な問題集で文法の勉強をする
文法の勉強をする時は、基本事項を繰り返すような問題集を使ってください。中1でしたらbe動詞から始めて、余裕があれば1ヶ月くらいで一般動詞くらいまで進めてしまって構いません。日本語と構造が違うということをしっかり理解する勉強が大切です。
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