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中学生の成績が秋に下がる理由と勉強の見直し方|基本の確認とテストまでの計画

 夏休みが明けて最初の定期テストで、1学期より点数が下がってしまった生徒さんもいるのではないでしょうか。秋は、どの学年でも成績が下がりやすい時期です。ただ、勉強の仕方を少し見直すだけで、次のテストで点数を持ち直すことは十分にできます。

この記事では、秋に成績が下がる理由と、生徒さんが次のテストに向けて見直したい普段の勉強の進め方を説明します。返ってきたテストの見直し方は、次の記事で説明しています。

定期テスト返却後の見直し方法|成績アップにつながる具体的な取り組み

秋は応用が必要な単元が増える

 夏休み明けからは、多くの教科で学習内容が難しくなります。数学では中2の一次関数や図形の証明、英語では不定詞や比較のように文の形が複雑になる文法、理科では濃度や湿度の計算など、応用が必要な単元や、理解するのに時間がかかる単元が続きます。こうした単元は、前に習った内容を使って考える単元です。基本があいまいなまま進むと、授業についていけなくなり、テストの点数にもそのまま表れてしまいます。

 さらに秋は、体育祭や文化祭、部活動の大会などの行事が重なり、家で勉強する時間が減りやすい時期でもあります。学習内容が難しくなる時期に勉強時間が減ってしまうことが、成績が下がる大きな原因です。

行事や部活があっても、勉強する時間を先に決める

 まず見直したいのは、勉強する時間を確保できているかどうかです。行事や部活動で忙しい日が続くと、疲れて勉強しないまま一日が終わってしまうことがあります。

 1週間の予定を紙に書き出し、部活動や行事、塾の時間を先に書き入れてから、空いている時間のどこで勉強するかを決めておきましょう。部活動で帰りが遅い日は30分だけ、休みの日はまとめて2時間というように、日によって時間が違っても構いません。大切なのは、毎日少しでも机に向かう時間を作ることです。また、時間を決めるときは、その時間に何の教科の何をするかまで決めておくと、机に向かってから何をしようか迷う時間がなくなります。予定と実際に勉強した内容は、学習計画・学習記録シートに書き込むと、一緒に記録できます。

学習計画・学習記録シート

何となく問題を解かず、基本ができているかを先に確かめる

 勉強時間を確保できても、何となく問題集を開いて解いているだけでは、点数につながりにくくなります。秋の単元でつまずいている生徒さんの多くは、応用問題が解けないのではなく、その前の基本があやふやになっています。

 そこで、新しい単元の勉強を始めるときは、教科書の例題や学校の問題集の基本問題を、何も見ずに解けるかを先に確かめましょう。基本問題が解けたら、応用問題に進みます。基本問題で手が止まるときは、前の単元に戻る必要があります。たとえば一次関数の式が作れない場合は、中1の比例の式や方程式の解き方に戻ると解決することがあります。英語の不定詞でつまずく場合は、中1で習った動詞の形や文の語順があやふやになっていないかを確かめてみてください。前の学年の問題集が手元にないときは、学習プリントで戻った単元の問題を解いてみるとよいでしょう。

無料で使える中学学習プリント
中学英語の文法プリント

 問題を解いても考え方が分からないときは、授業を動画で見直す方法もあります。スタディサプリ中学講座は、小学校から高校までの授業動画を学年に関係なく選べるので、一次関数でつまずいたら中1の比例の授業まで戻って見直す、といった使い方ができます。料金は12か月一括払いなら月あたり1,815円(税込)で、Webサイトからクレジットカード決済で申し込むと14日間の無料体験がついています。

スタディサプリ中学講座

 また、解説を読んだり授業を見たりして分かった問題も、その場で終わりにせず、次の日にもう一度何も見ずに解いてみましょう。解説を読めば分かることと、自分の力で解けることは違います。何も見ずに解けて、初めてその問題ができるようになったといえます。

テスト前に慌てないよう、普段から定期テストまでの計画を立てる

 テストの1週間前になってから勉強を始めると、範囲の広い教科や苦手な教科まで手が回らなくなります。特に秋以降の定期テストは、範囲が広くなるうえに、実技教科も加わることがあります。テスト前に慌てないためには、普段から次の定期テストに向けて準備を進めておくことが大切です。

 まず、次の定期テストの日を手帳やカレンダーに書き込み、そこから逆算して予定を考えましょう。学校の問題集は、授業で習ったその週のうちに1回目を解いておきます。このとき、答えを写して終わりにせず、間違えた問題に印をつけておきましょう。テストの2週間前には印のついた問題だけを解き直し、それでも間違えた問題をテスト直前にもう一度確かめます。普段から1回目を進めておけば、テスト前は解き直しと暗記の確認に時間を使えます。テスト2週間前からの進め方は、次の記事でくわしく説明しています。

中学生の定期テスト計画術:2週間で確実に成果を出す学習の進め方

 テストの範囲が発表される前でも、授業がどこまで進んでいるかを見れば、範囲はおおよそ分かります。範囲の発表を待たずに準備を始めておくと、苦手な教科に回す時間も取りやすくなります。

 それでも、自分で計画を立てると続かないという生徒さんもいるでしょう。そのような場合は、学習計画づくりや進み具合の確認を手伝ってくれるオンラインの講座を使う方法もあります。こうした講座の料金や特徴は、次のページで比べています。

中学生におすすめの通信講座・オンライン講座

まとめ

 秋に成績が下がるのは、応用が必要な単元が増える一方で、行事や部活動で勉強時間が減りやすいことが大きな原因です。まずは1週間の予定の中で勉強する時間と内容を先に決め、問題を解くときは何となく進めず、基本問題が解けるかを確かめてから応用に進みましょう。そして、次の定期テストの日から逆算して、学校の問題集を普段から進めておけば、テスト前に慌てることなく、解き直しに時間を使えるようになります。

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