普段の学習が思うように進まない時の対処法
普段の学習が計画通りに進んでいない場合は、ここで一度勉強の優先順位を見直してみましょう。
まずは、どのくらいのことを毎日の学習で終わらせるべきかを考えてみることが必要です。
学習チェックシートの作り方
必要な準備物
- 普段使っている問題集や教科書
- 塾のテキスト
- 学習記録用のシート(または専用ノート)
学習のチェックには、下記の1週間の学習記録のテンプレートを利用してください。

専用ノートを使う場合
学習管理専用のスタディプランナーを使うと、学習計画や進捗管理のためのフォーマットが最初から用意されているので便利です。日々の学習記録や目標設定がしやすく、見開きで1週間の学習状況を一目で確認できます。
おすすめの記録用ノート
1週間1ページで仕切られてるのでシンプルで使いやすく学習記録に最適です。
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学習チェックシートの作り方
やり方は簡単です。まず問題集や教科書の目次を見て、内容を書き出していきます。終わった所はやった日をチェックし、正答数や理解度も記録しておきましょう。
問題集の裏表紙などにチェックシートを貼っておくと、見やすくなります。
教科別チェックシート活用のポイント
数学
- 計算問題の正答率を記録
- つまずいた問題の種類をメモ
- 公式の理解度を3段階で評価
記録例「正負の数 計算練習:8/10問正解 日付:5/15」
英語
- 新出単語の暗記状況
- 文法事項の理解度
- 音読練習の回数
記録例「Unit3 単語:20語中18語暗記済み 日付:5/15」
国語
- 漢字テストの点数
- 文章読解の正答率
- 作文・記述問題の取り組み状況
理科
- 実験結果の理解度
- 計算問題の正答率
- 重要用語の暗記状況
社会
- 地理:地名・地形の暗記状況
- 歴史:年代・人物・出来事の理解度
- 資料読み取り問題の正答率
効果的な学習計画の立て方
全部書き出したら、まだ終わってない所を確認してみましょう。毎日の学習時間でやり切れる量でしたら、順番にやっていくようにしてください。
時間内に終わりそうにない場合や、苦手な所を先にやりたい場合は、先にやる所にマルをつけましょう。
簡単な方法 単元を書き出すのが面倒な場合は、問題集の目次ページをコピーして、やった日を記入したり、正答数を書き込んでいってもいいと思います。
予習・復習・宿題管理への応用
予習での活用法
次の授業で習う範囲を1〜2単元先取りしてチェックシートに記録しておくと、授業の理解度が高まります。
復習での活用法
授業で習った内容をその日のうちにチェックシートで確認し、理解できていない部分を明確にしておきましょう。
宿題・塾の課題管理
宿題や塾の課題も同じように管理すれば、やり忘れを防ぐことができます。
まとめ
教科別チェックシートを使った学習管理は、生徒さんの自主学習を支える重要な方法です。それぞれの教科の特徴に合わせて記録方法を工夫することで、より効果的な学習が可能になります。
まずは1つの教科から始めて、慣れてきたら他の教科にも広げていきましょう。