定期テストの計画を立てる前には準備が必要
中学生にとって、定期テストは内申点を上げるために大切なものであるのはもちろんですが、定期テストがあることで、それまでの学習内容の確認が出来て苦手分野を見つけやすくなります。定期テストを上手く利用して学習力を身につけていくことが大切です。
しかし定期テストの準備は1週間前くらいに計画を立ててやればいいと思っていると、テスト勉強が間に合わなくなります。
定期テストの計画を立てる前に、定期テストの準備を出来るだけ早くするようにしてください。
定期テストが終わったら、次の定期テストのために準備を始めるくらいの気持ちでいてください。
1. テストの範囲は普段の授業の中で意識する
定期テストの範囲表は1週間くらい前に出ることが多いですが、その前に学校の先生がここまで出すと話していたり、今やっている分野の進み具合でだいたい範囲は分かるものです。
普段の授業の進み具合で、どの辺りが範囲になるか予想するようにしていきましょう。
また、提出物なども忘れないように一覧表を書き出しておいてください。
2. テスト前にやり直すことを考えておく
テスト前に何ページから何ページを復習するというのは、効率の悪い勉強法です。
テスト前に何を重点的にやるかをしっかり考えてみてください。
数学の計算問題でいつもミスしている場合は、計算を時間内に解く練習が必要です。暗記事項がいつも覚えきれていない場合は、意識して早めに覚えてください。基本問題は出来ているけど応用問題が出来てない場合は、出来ないところを重点的に学習する必要があります。
どうしても理解出来なくて点数が取れそうにないところより、復習すれば確実に点数が取れるところをしっかり学習した方が点数が上がることもあります。
テスト前の1週間くらいで何が出来るかを一度しっかり考えてみましょう。
3. 目標点を決めておく
定期テストの目標点は毎回必ず決めるようにしておきましょう。
前回のテストより各教科10点アップする、数学は平均点より15点上を目指す、英語は10点上を目指すなど目標を決めて書いてみましょう。
目標がはっきりしていた方が、勉強のやる気につながります。
4. 普段からテスト前に慌てないような勉強をしておく
テスト前だけ勉強していても、ひたすら丸暗記していたり問題を解いているだけになって、あまり中身が伴ってこないことがあります。また前日に慌てて寝不足になってしまうと、テスト本番でミスが多くなってしまうこともあります。
テスト前は軽く復習すればいいくらいの勉強を普段からしておくことが理想です。
学校の授業の予習、復習を習慣化して、基本的なことは確実に出来るように毎日の学習をしておくようにしてください。
暗記事項も1回しっかり覚えていた方が、テスト前に覚える負担が少なくなります。
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