勉強するには目標が必要になる
家庭学習をしっかりやるには、目的を持って勉強することが大切です。
しかし、受験が間近に迫っているケース以外は、具体的な目標を決めて勉強出来ている生徒さんは少ないようです。また、受験が近い場合も「とにかく合格する」という漠然とした目標になりすぎてしまい、具体的な勉強に生かされていないことが多いようです。
勉強の目標は短期、中期、長期で立てることが大切です。まずは次のことを考えてみてください。
長期の目標を考える
長期の目標は将来的にどうしたいかということです。
まずは将来の目標がある場合は、それを書いてみましょう。
もし医者になりたいなら、どのような高校や大学に行けばいいか具体的に目標を決めやすくなります。
スポーツや芸術方面で頑張りたいなら、どのような高校に行けば自分の目標を達成しやすいか考えてみてください。
志望校や将来の夢がはっきりしている場合は、自分が見やすい所に書いておきましょう。
特に将来なりたいものがない、安定したい職業に就きたいなど、目標が漠然としている場合は、行きたい学校や大学進学をどうするかなど、一度じっくり考えてみましょう。
どのくらいの高校に行くか、自分の目的を決めて勉強に取り組んでください。
中期の目標を決める
次に1〜2ヶ月くらいで達成したい目標を決めます。
「中間テストで全教科80点以上取る」、「次の英語検定で3級合格する」 など数ヶ月以内に達成出来そうな目標を決めてください。
ここでは実現可能な範囲で目標を決める必要があります。例えば数学の点数が50点だった場合、ケアレスミスをなくせば70点は取れそうだった、勉強不足で基本からやり直さなければいけないので、とりあえず次は60点を目指そうなど、テストの結果をしっかり見直して目標を決めることが大切になります。
短期の目標
毎日数学の問題を3問やる、○月○日までに単語を20個覚えるなど具体的な学習プラン、目標を決めてください。
学校や塾で小テストがある場合は、それで何点とるかを目標にしてもいいでしょう。だいだい1週間単位で目標を決めると勉強がやりやすくなると思います。
受験生は中だるみしやすくなりますので、特に1週間単位の学習目標を決めることに力を入れてください。
目標を決めたら、紙に書いて見える所に貼るようにすると、勉強をやる気になるかもしれません。カレンダーやスケジュール帳なども上手く活用してみましょう。
↓定期テストの計画表はこちらからダウンロードできます
おすすめ
新品価格 |