過去問で国語受験対策をする

各教科の勉強法
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普段の予習、復習から高校入試対策まで。 塾講師、家庭教師の経験者が、塾に頼らないで成績を上げる勉強法を解説します。

勉強やり方が分からない、家庭学習が上手くいかない、塾に行っているのに成績が上がらない、高校入試の勉強法を知りたい中学生は是非読んで、勉強法の参考にしてみてください。

国語の受験勉強は、他教科に比べて学習時間も短くなりがちですが、しっかり対策をしておかないと本番で時間不足になってしまうこともあります。 過去問を利用して入試対策をするようにしてください。

ただ過去問を1回解いて答えあわせをしただけで終わってしまう生徒さんも多いようです。ただ何度もやると内容や解答を覚えてしまい試験対策にならなくなってしまうことも。 過去問は次のように利用して、当日どんな問題が出ても対応出来るように対策をしていきましょう。

1.音読をする

音読をすることで内容をより理解し、問題文を読む時間を短縮する練習になります。1日1回、段落ごとでもいいので、音読をしてみましょう。  中学生で古文や漢文が出題されている場合も音読をすることをおすすめします。

2.分からない漢字や言葉があったら辞書で確認する

設問にない漢字の読みや語句など分からない部分がないか確認し、必ず辞書で調べるようにしてください。調べた語句はノートにまとめて、常に確認出来るようにしておきましょう。

3. 時間配分を考える

本文がの量や記述が多く時間に余裕がなくなることがあります。1問に何分かけるか時間配分の目安を考えてから問題演習をするようにしてください。

4. 解答をしっかり分析する

問題を解いて答えあわせをするだけでなく、解答をよく読んで出題の意図をしっかり分析することが国語の得点を上げるのために大切になります。 本文から抜き出す問題は、出来るだけ素早く見つける練習をしてください。

選択問題は根拠となる部分を本文の中から必ず見つけるようにしましょう。 また人物の心情を問うようような問題も自分の主観や感想で答えず必ず本文の中からヒントを見つけるようにする必要があります。解答例を見て、どこからこのような答えになっているのか分析することが大切です。

5.長い記述問題は作文問題は解答を自分の体験や言葉で書き直してみる

200字程度の記述問題や作文問題がある場合は、解答例を見て、自分が分かりやすい言葉で書き直してみるようにしてください。丸写しでは頭に入っていきません。自分の経験などが必要な作文の場合は、解答の書き方に従って、自分の経験に書き換えてみましょう。

6. 興味がある出典は読書リストにいれてみる

今読む余裕がなくても、全文を読んでみたいものがあったら今後の読書リストに加えてみてください。どのような背景で書かれたものかを調べてみたら、文学史の知識を増やすことにもつながります。

 

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