夏休みも後半になると、まだ休みが残っているのについ焦ってしまったり、逆に何も手につかなくなったりするものです。この時期に生活習慣と学習習慣を整えておかないと、新学期が始まってもなかなか調子が出ず、授業だけが先に進んでしまうことがあります。2学期制の学校では9月に前期の期末テストがあることも多いので、今のうちから少しずつ準備を進めておくと安心です。
夏休み明けの調子が2学期の成績を左右する
夏休み中の生活の乱れは、そのまま新学期の学習に影響します。9月は授業の進み方が速く、行事も重なる時期です。休み明けに慌てて立て直そうとすると、その分だけ授業についていくのが苦しくなります。
逆に、休みのうちから少しずつ元の生活に戻しておけば、初日から普段どおりの調子で授業を受けることができます。9月に定期テストがある学校であれば、この差はそのまま点数に表れてきます。周りの生徒さんの多くは休み明けから動き始めますので、今の時期に準備をしておくだけで十分に差をつけることができます。
生活習慣は少しずつ元に戻していく
夏休みの間に夜型になっているということはありませんか。急に早起きをしようとしても、なかなか起きられなかったり、日中に眠くなって疲れやすくなったりします。夜更かしが癖になってしまう前に、できるだけ早く寝るようにしていくことが必要です。
起床時間が遅くなっている場合は、毎日30分から1時間ずつ早く起きるようにして、少しずつ戻していってください。就寝時間も同じように、毎日30分ずつ早めていくと体が慣れやすくなります。あわせて、朝のうちに少しでも勉強する時間を作っておくと、学校が始まってからの朝の過ごし方がそのまま続けられます。食事の時間が不規則になっている場合も、この時期に整えておくようにしてください。
教科書やノートの整理から始める
教科書やノートが行方不明になっていると、勉強しようと思ってもなかなか始められません。まずは各教科の教科書とノートがそろっているかを確かめて、すぐに取り出せるようにしておきましょう。
休み明けに提出する宿題や課題は、一か所にまとめておくと当日になって探し回らずにすみます。少なくなった筆記用具を補充したり、机の周りの使わないものを片付けたりしておくことも、勉強に取りかかりやすくする準備のひとつです。
9月からの学習の進め方を決めておく
夏休みだけ計画を立てて実行しても、9月以降に何もしなければ成績は伸びません。この時期に、休み明けからの勉強の進め方を考えておくようにしてください。
計画に入れておきたいのは、毎日必ずやること、定期テスト前に集中して取り組むこと、そして夏休みにやり残したことをいつ片付けるかの3つです。あわせて、1日にどれくらい勉強するのか、何時から何時までを勉強時間にするのかまで決めておくと、実際に続けやすくなります。
特に受験生の場合は、これからの勉強量がそのまま結果につながっていきます。模擬試験や定期テストの日程をあらかじめ確かめて、それぞれに目標を決めたうえで取り組んでいくようにしてください。
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残った宿題は量を数えてから取りかかる
宿題や課題が残ってしまった場合は、まず残っている量がどれくらいあるのかを数えてみてください。そのうえで、1日にどのくらい進めれば終わるのかを計算します。生徒さん自身が量を把握して、最後までやり切る力をつけることが大切になります。
提出期限の近いものから順に取り組み、いつまでに終わらせるのかを決めてから始めると進みやすくなります。自分で決めた自主学習のうち残ってしまったものは、どうしても優先したいもの以外は9月以降に回し、あらためて計画を立ててやり切るようにしましょう。
新学期に習う内容に軽く目を通しておく
夏休みの宿題が終わって時間に余裕がある場合は、9月から学習する内容を教科書で確かめてみてください。この段階ですべてを理解する必要はありません。どんな内容を学ぶのかを知っているだけで、授業の入り方がずいぶん変わってきます。
まずは教科書の目次を見て、これから習う単元の名前を確かめます。次にそれぞれの単元の最初の説明を読んで、意味の分からない用語に印をつけておきましょう。簡単な問題が載っていれば解いてみて、解けるかどうかを確かめておくと、授業で聞くべきところがはっきりします。
予習に使いやすい通信講座
東進オンライン学校 中学部映像授業で理解して、そのあとの確認テストで定着させる進め方のため、予習として使いやすい教材です。
9月の定期テストに向けた準備
2学期制の学校では、9月に前期の期末テストが行われることが多くなっています。夏休みが明けてすぐにテスト対策が必要になりますので、今のうちから準備を始めておくと落ち着いて取り組めます。
まずはテストの日程を確かめて、出題範囲がどのあたりになりそうかを考えてみてください。1学期の内容が中心になる場合が多いので、1学期のテストで間違えた問題を見返して、苦手なところを書き出しておくとよいでしょう。そのうえで、テストまでの何日間で何をやるのかという予定を組んでおけば、休み明けからすぐに動き出すことができます。
まとめ
夏休み明けの準備は、新学期をどう過ごすかを大きく左右します。生活習慣を少しずつ戻し、教科書やノートを整理して、9月からの学習の進め方を決めておく。残った宿題は量を数えてから片付け、余裕があれば新学期に習う内容に目を通しておく。この5つを休みのうちに進めておけば、始業式の日から普段どおりの調子で授業に向かうことができます。
一度にすべてを整える必要はありません。今日は起きる時間を30分早める、明日は机の上を片付けるというように、できることから少しずつ進めてみてください。

