夏休み後半になったら、新学期に向けた準備を始めましょう。夏休みも残りわずかになってくると、計画したことができなくてつい焦りがちになります。
しかし、この時期に夏休み明けの生活習慣や学習習慣をしっかり整えておかないと、通常の生活に戻れずエンジンがかからないまま授業が進んで分からなくなってしまうことがあります。
また、2学期制への移行により9月に定期テストがある学校も増えています。できるだけ早く通常の学習習慣を作ることができるよう、今から準備をしておきましょう。
夏休み明けの準備が重要な理由
学習習慣の継続が成績向上の鍵
夏休み中の生活の乱れは、新学期の学習に大きく影響します。特に中学生にとって、9月からの定期テスト対策は非常に重要です。早めの準備で周りの生徒さんと差をつけることができます。
新学期に向けた5つの準備方法
1. 生活習慣を段階的に修正する
夏休みの間に夜型になっているということはありませんか?起床時間が急に早くなると、なかなか起きられなくなったり、疲れやすくなります。
夜更かしが癖にならないよう、できるだけ早く寝るようにしていく必要があります。
起床時間が遅くなっている場合は、毎日30分から1時間ずつ早く起きるようにして、生活習慣を修正するようにしてください。
生活習慣修正のポイント
- 就寝時間を毎日30分ずつ早める
- 起床時間も同様に段階的に早める
- 朝の学習時間を確保する
- 規則正しい食事時間を心がける
2. 必要な教材を整理整頓する
教科書、ノートなどが行方不明になっていると、しっかり勉強する体勢に入れません。休み明けに提出するものや学校で使うものを整理して、すぐに取り出せるように準備しておきましょう。
教材整理のチェックリスト
- 各教科の教科書とノートを確認
- 夏休みの宿題や課題を一箇所にまとめる
- 筆記用具の補充
- 机の周りの不要なものを片付ける
3. 9月からの学習計画を立てる
夏休みだけ計画を立て実行しても、9月以降何もしないようでは成績は伸びません。今から9月以降の勉強計画を立ててみましょう。
学習計画に含めるべき内容
- 毎日やること
- 定期テスト前に集中してやること
- 夏休みにやり残したことの消化計画
- 1日の勉強時間の設定
また毎日何時から何時を勉強時間にするかを決めておくことをおすすめします。
特に受験生は、これからの勉強量が大切になります。模擬試験や定期テストの日程も、あらかじめ確認して目標を決めて取り組んでいきましょう。
学習計画表のダウンロードはこちら

4. 残った課題や宿題を計画的に処理する
宿題や課題が残ってしまった場合は、まず残っている量を把握して、1日どのくらいこなせば終わるかを考えてください。生徒さん自身で量を把握して、やり切る力をつけることが大切です。
自主学習で残ってしまったことは、最優先すること以外は9月以降に計画を立ててやり切るようにしましょう。
残った課題の処理方法
- 残っている課題の総量を把握する
- 1日あたりの処理量を計算する
- 優先順位をつけて取り組む
- 完了予定日を設定する
5. 新学期の予習に取り組む
夏休みの宿題が終わって余裕がある場合は、9月から学習する内容を教科書で確認してみてください。すべて理解する必要はありませんが、どんな内容を学ぶのか把握しておくと授業についていきやすくなります。
予習のポイント
- 教科書の目次を確認する
- 各単元の概要を読む
- 分からない用語をチェックする
- 簡単な問題があれば解いてみる
予習をするのにおすすめの通信講座
「授業」で理解し「テスト」で定着をはかるシステムで予習に利用しやすいです。

定期テスト対策の準備
9月の定期テスト対策
2学期制の学校では、9月に前期期末テストがあることが多いです。夏休み明けすぐにテスト対策が必要になるため、今から準備を始めることが重要です。
テスト対策の準備内容
- 対策スケジュールの作成
- テスト日程の確認
- 出題範囲の予想
- 苦手分野の洗い出し
まとめ
夏休み明けの準備は、新学期の成功を左右する重要な要素です。以下の5つのポイントを押さえて、計画的に準備を進めましょう。
- 生活習慣を段階的に修正する
- 必要な教材を整理整頓する
- 9月からの学習計画を立てる
- 残った課題を計画的に処理する
- 新学期の予習に取り組む
これらの準備をしっかり行うことで、夏休み明けから充実した学校生活を送ることができ、定期テストでも良い結果を出すことができるでしょう。今から少しずつ準備を始めて、新学期に備えましょう。
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