中学生の社会 歴史の基本的な勉強法

各教科の勉強法
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普段の予習、復習から高校入試対策まで。 塾講師、家庭教師の経験者が、塾に頼らないで成績を上げる勉強法を解説します。

勉強やり方が分からない、家庭学習が上手くいかない、塾に行っているのに成績が上がらない、高校入試の勉強法を知りたい中学生は是非読んで、勉強法の参考にしてみてください。

歴史は暗記するだけでは身につかない

歴史の勉強をする際に膨大な語句や年号を覚えることが中心になっていませんか?

歴史の学習の基本は暗記ではありません。暗記するだけでは定期テストで一時的に点数が取れても、入試の総合問題を解く時には何も覚えていなくて、また学習し直すという無駄な時間を過ごしてしまうことになりかねません。

歴史を学習する意味は、今の時代にその知識を生かすことになります。つまりその時代の背景や出来事、中心人物、主な産業や文化などをドラマのように頭の中に再現することが大切になるのです。基本的な時代の流れや知識を身につけておけば、テストの直前で最低限のことを覚えればよくなりますので、学習の効率もあげることができます。

以下のことを参考にして、歴史の学習を進めてみるようにしてください。

学習したことを自分で説明できるようにする

歴史の学習は教科書に書かれていることをしっかり読んで理解することが基本です。しかし漠然と教科書を読んでノートをまとめても、内容が頭に入っているとは限りません。ノートにまとめる前に教科書などで学習したことを自分の言葉で説明出来るか試してみましょう。

イメージとしては、 見た映画やテレビドラマの内容を他の人に説明する ような感じです。

余裕があれば次のような学習方法を取り入れてみてください。

その時代のドラマを自分で想像してみましょう。

配役やクラスメートや好きな俳優で想像してみると覚えやすくなります。

  • 例)織田信長 ⚪?⚪?君 と配役を決めて想像してみる。
  • 自分の家族が江戸時代の生活をしたら、どのようなことが起こるかを想像してみる。
歴史漫画もいろいろあります。興味があれば参考にしてみましょう。

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興味がある映画やドラマを見て学習することもおすすめします。

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学習内容を覚えやすいようにノートなどにまとめる

学習したことをノートにまとめるのも歴史の勉強になります。

ただしノートを綺麗に作ることだけに時間をかけないように注意してください。あとで自分が覚えやすいようにまとめることが大切です。

 自分でまとめるときは、分かりにくい言葉は自分の分かりやすい言葉に書き換えてみましょう。 
  • 例)ポツダム宣言を受託 →ポツダムというところで話し合われた日本が降伏する条件(ポツダム宣言)を日本が受け入れた

ノートにまとめる場合は、漠然とまとめるのではなく、次のことにポイントをおいてまとめていくようにしましょう。

1.どんな時代か(今から何年前くらいで、西暦何年頃か)

どんな時代だっかたを自分の言葉で説明出来るようにしましょう。同じ時代の日本の出来事と世界の出来事を比較してみるようなノート作りもおすすめします。

2.どの地域が政治の中心だったか

政治の中心地がどこかは大切になります。

政治の中心地が変化していく時代は、誰がどのような理由で場所を変えたのかを確認してください。

3. 活躍した人物は誰か

その時代に政治、文化で活躍した中心人物をまとめましょう。

4. どんな経済活動をしていたか(お金の形式や、売られていたもの、作られた作物など)

どのように物が流通して売られていたか。どんな製品が農作物があったかなどが分かるようにしてください。図や写真をコピーしてノートに貼ったり、自分で書いてみることも大切です。

5. どんなものが新しく作られたか、発明されたか

新しく発明されたもの、医療や科学の発展。どのような文字が使われていたかなど。こちらも図や写真をコピーしてノートに貼ってみましょう。

6. どんな文化があったか

芸術や文学だけでなく、建築物、衣服、大衆に流行ったものなどを資料集などで確認していきましょう。写真があると便利です。

下記の歴史まとめプリントを活用してください。

歴史
歴史の穴埋めプリントなどの練習問題です。 普段の学習や定期テスト対策などに役立ててください。 *ポイント 時代の流れや、何故その出来事が起こったのか、何故その人物が中心になったのかを確認しながら、学習を進めてください。 歴史 穴うめプリント

テスト前に暗記するときのポイント

歴史の流れを理解していても、テスト前には、点数を取るために暗記をすることも必要になります。

暗記するときは、語句や年号を覚えるだけでは、歴史の勉強はしっかり出来ません。内容の穴埋め、年表のまとめのような暗記教材を使うと、歴史の流れも含めて覚えやすくなります。

↓このような年表式の教材を使うのがおすすめです。自分で作ってみて勉強になります。

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ひたすら暗記する教材や、語呂合わせで覚えるような教材もありますが、テスト直前のどうしても覚えなければならない時に使うことをおすすめします。

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