正負の数の学習は中学校に入って最初の数学の単元になります。まずはこの単元をしっかり学習し得意にすることで、数学の学習がスムーズになります。次のポイントを確認してしっかり学習
1. 負の数を理解する
数直線を書く
- まずは数直線を書いて、正負の数を理解するようにしてください。
- 素早く数直線を自分で書けるように練習しましょう。

反対の性質をもつことばで表すと符号がかわることを説明する
- 上がる⇔下がる、増える⇔減る、利益⇔損失など日常生活と結びつけて考えよう
- 温度計や標高、銀行の残高など具体例を通して理解するようにしましょう。
練習問題はこちらのページにあります
絶対値を理解する

- 絶対値とは数の大きさだけを表したものです。
- 数直線で考えると「0からの距離」になります。数直線で確認しましょう。
- 正の数の絶対値はそのまま、負の数の絶対値は符号を外します。
- 応用問題もよく出題されます。練習問題プリントで確認してください。
練習問題はこちらのページにあります
2. 正負の数の計算を確実にできるようにする
- 新1年生や数学が苦手な方は教科書を読んで段階的に計算練習しましょう。
- 小数や分数の計算に自信がない場合は、小学校の計算の復習をしてから取り組んでください。
- 数学が得意な場合や自信がある場合は、出来るだけ短時間に正確に出来るように練習しましょう。ストップウィッチを使うことをおすすめします。
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四則混合計算を確実にできるようにする
- 四則混合計算の問題が確実に解けることが大切になります。
- とくに四則混合計算がしっかり理解出来ていない場合は小学校の計算ドリルで復習しましょう。
加減乗除それぞれの符号のルールをしっかり覚えましょう。
- 同じ符号の足し算:符号はそのまま、絶対値を足す
- 違う符号の足し算:大きい方の符号になり、絶対値の差を取る
- 引き算:後ろの符号を変えて足し算にする
- 掛け算・割り算:符号が同じなら正、違えば負になる
正負の数の計算プリントはこちら
3. 正負の数の利用はよく出題される問題を確実にできるようにする
- 基準との差と平均、魔法陣などのゲームの問題がよく出題されます。
- 基本的なやり方に慣れればそれほど難しくないので、いろいろな問題に取り組んでみましょう。
- 日常生活での正負の数の活用例を考えてみよう
- 収支計算、温度変化、高度差など
- 文章題では「何を基準(ゼロ)とするか」をはっきりさせることが大切
4. 数の集合と素数の積(素因数分解)の学習もしっかり
- 自然数、整数、有理数などの違いを理解するようにしましょう。
- 素数とは何か、素因数分解の方法を確認しましょう。
- 約数・倍数との関連も忘れずに。
- 応用問題もよく出題されますので、練習問題プリントで学習してください。
- この単元は2年生以降の学習の基礎になります。しっかり学習するようにしましょう。
練習問題プリントはこちら
5. まとめ
- 負の数は中学校数学の入口です。ここでつまずくと後が大変なので基礎をしっかり確認するようにしましょう。教科書に書いてあることは完璧に理解できるようにしてください。
- 計算問題はたくさん練習して、反射的に答えられるようにしましょう
- 文章題は「何を基準にするか」「どんな計算が必要か」を整理してから解きましょう
- 次の単元「文字式」でも正負の数の計算は必要となります。分からないところがあったら必ず質問するようにしてください。
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