社会は暗記するだけの勉強法ではダメ
社会は暗記科目だと思い、ひたすら重要な用語を覚えるだけの勉強法になっていませんか?
実際社会が苦手な生徒さんの勉強を見てみると、勉強時間が少ないから社会が苦手になっているわけではないようです。
例えば、自分の好きな漫画の登場人物や出来事などのテストがあるとします。その漫画の内容を1時間くらいで覚えてからテストをすれば、好きな人は良い点数が取れるでしょうし、興味がない人は苦戦するでしょう。
同じように歴史に興味を持っていれば、勉強時間が少なくてもテストで良い点数は取れます。理解出来ない、興味が持てないことをどんなに時間かけて覚えようとしても、頭から抜けていくの繰り返しで、根本的な成績アップに繋がりません。
どうやって興味を持てるようにするかを考える
教科書を読んでいるだけでは興味を持てない場合は、別の方法でアプローチしてみてください。
歴史の漫画を読んだり、政治について解説するテレビを見る。地理や歴史に関するゲームをしてみるなど。
夏休みなどの時間があるときに、社会に興味を持てるように工夫することが大切です。
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勉強のやり方を工夫する
社会を得意にするには
1.1つの出来事からいろいろなことを関連づけて覚えていく
2.言葉の意味をしっかり理解して、具体的なイメージがわくようにする
3.問題文をしっかり読み取ることが出来る。図や資料を読み取ることが出来る
という力をつける必要があるのです。
これらのことを出来るようにするにはしっかりした国語力と、分からないことを自分で調べたり聞いたりして、知ろうとする意欲が必要になります。
まず、学校の授業などで、意味がわからない言葉がなかったかを考えてみてください。分からないことに関心がないと、言葉をなんとなく覚えているだけで成績
の向上にはつながりません。自分から分からない部分を先生に聞いたり、ニュースで習ったことの話題が出た時に興味が持てるようになれば理解も深まります。
次に暗記の方法を工夫しているか確認しましょう。
例えば、「豊臣秀吉」という人物名を聞いて、いつの時代で、何をした人か、具体的に説明出来る必要があります。地理でも、「屋久島」と聞いて、鹿児島県、
世界遺産、ラムサール条約、縄文杉などの言葉が出てくるといいでしょう。
一行問題で漠然と覚えているのでなく、関連するキーワードを暗記していくような勉強法を考えてみてください。
また、教科書に書いてあることは何度も読んでしっかり理解して覚えることも大切で
す。実際試験では、教科書に書かれていることがそのまま記述問題として出題されることが多いのです。問題集をやることも大切ですが、基本は教科書を何度も読むというこ
とを忘れないようにしましょう。
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