中学の地理の学習法を解説します。社会が苦手でも地理はしっかり学習していけば確実に出来るようになります。
地理の学習のポイントは地図と資料の学習です。下記の勉強法を参考にして自分なりの学習法を身につけるようにしてください。
地図を使った学習が基本
地理の学習の基本は地図を使うことです。県名、地域名、国名など基本的なことからしっかり地図を使って学ぶようにしてください。
どの県がどこにあるかなど、基本的なことから苦手な場合はパズル教材など楽しんで地図に触れることから始めるようにしましょう。
地理が苦手な方におすすめ
小学生向けのパズルですが、苦手な場合はここから始めましょう。
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緯度や経度の地球上での位置関係と時差の学習は地球儀や世界地図を見ながら学習するようにしてください。
時差の求め方の解説はこちら
海、河川、山など覚えなければいけない地形も、地図上でしっかり確認するようにしましょう。
また、簡単な日本地図や世界地図をすぐ手がき出来るように練習してください。ノートをとるときなどに役立ちます。
このような感じでざっくりとした日本地図や世界地図を書けるようにしましょう。
普段の学習や定期テスト対策では白地図を使って勉強しましょう。
白地図がついた教材をコピーしたり、白地図をダウンロード出来るサイトで地図をプリントアウトしてそこに書き込んでいくと学習がスムーズになります。また、白地図を使って自分で暗記用の問題を作ってみることもおすすめします。
インターネットでダウンロード出来る白地図サイトを紹介している記事はこちら
おすすめの白地図教材
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表やグラフなどの資料の読み取りが大切
地理の学習では表やグラフの読み取りがよく出題されます。農産物の生産量、工業製品の出荷額、輸入製品の割合、人口のグラフなど、さまざまなデータを読み取る必要があります。
単にこのグラフはこの地域のものと暗記していくだけでなく、資料を読み取る時はそれぞれの地域の特色や文化なども頭に入れていく必要があります。
みかんが作られる地域とりんごが作られる地域の違いを考えれば、気候や地形の違いがすぐ思いつくでしょう。他の産業や農産物に関しても、何故この地域が多いのかを考えながら学習する習慣をつけていくと、資料の読み取り問題にも対応出来るようになります。
教科書で分かりづらいばあいは、分かりやすい解説本を利用してみましょう
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問題練習は記述も出来るように
学習の定着には問題演習も大切になります。地理は基本事項を覚えていけば、問題集の正答率も上がってくると思います。そのため入試や定期テストで差がついてくるのは記述問題です。資料の読み取りに関する記述問題が最近は増えているので、しっかり学習する必要があります。記述問題が苦手で何を書いていいか分からないからと飛ばしてしまわないようにしましょう。
また、「加工貿易」とはどのような貿易か。「促成栽培」とはどのような栽培方法か。などのように用語の説明を記述しなければならないこともあります。「加工貿易」、「促成栽培」を暗記するのではなく、言葉の説明が出来るように普段から勉強するようにしていきましょう。
記述問題が苦手な場合は、出来そうなところから何か書いてみるようにしてください。何も書けない場合は、解答を見てみましょう。書いてあることが理解出来れば、それをしっかり読んで頭に入れてから、時間をおいて何も見ないで自分で書いてみるということを繰り返してみましょう。解答を読んでもよく分からない場合はもう一度ノートや教科書を見て基本的なところを学習していくことが大切です。
記述が多い問題集
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テスト前も地図や資料を見ながら学習する
テスト前になると用語の暗記に必死になって、地図や資料を見ない学習をしないようにしましょう。テスト直前の暗記に使うのは白地図がある暗記教材か、地図を使って自分で暗記事項を自作することをおすすめします。
地図つきの暗記教材
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下のようなプリントなら、自分で白地図に番号をつけて自作することが出来ます。学校のノートをなどで、覚えなければならないことをピックアップして、自作の暗記教材を作ることにチャレンジしてみましょう。