高校入試が近づいてくると、焦りや不安から無理をしてしまう生徒さんも少なくありません。しかし、この時期に体調を崩してしまっては元も子もありません。入試直前の1週間は「できることを確実にする」という意識で過ごすことが何より大切です。
この記事では、入試1週間前から前日までに確認しておきたいことを、具体的にお伝えします。
直前に見直す教材を1つにまとめておく
入試直前に新しい問題集や参考書に手を出すのは避けましょう。
今までに何度も解いた問題集、間違えた問題をまとめたノート、暗記事項を整理したノートなど、すでに使い慣れた教材を1か所にまとめておくことをおすすめします。
まとめておくとよいもの
- 間違えやすい問題や苦手な単元の解き方をまとめたノート
- すぐ忘れてしまう公式や暗記事項を書き出したノート
- 何度も解き直した過去問や模試
- 学校や塾で配られたプリント類
最近では、タブレットやスマホの暗記アプリを活用している生徒さんも増えています。デジタルとアナログ、両方を上手に組み合わせて、いつでもサッと確認できる状態にしておきましょう。
基本問題と暗記事項をもう一度見直す
直前期は、難しい応用問題に時間をかけるよりも、基本問題を確実に得点できるようにすることが大切です。
教科別の見直しポイント
数学
- 基本的な計算問題(正負の数、方程式、因数分解など)
- 解き方の手順を忘れていないか
- ケアレスミスをしやすい問題の確認
英語
- 基本的な文法事項(時制、助動詞、不定詞など)
- 頻出単語・熟語の最終確認
- 英作文の基本的な表現
理科・社会
- 暗記すべき用語や年号の総チェック
- グラフや資料の読み取り問題の復習
- 計算問題の公式確認
志望校の合格に必要な点数を考えて、「絶対に落としてはいけない基本問題」をピックアップしておくとよいでしょう。
どうしても解けない数学の難問1問に30分かけるよりも、理科や社会の暗記を確実にしたり、計算ミスを防ぐ練習をしたりする方が、得点アップにつながります。
試直前におすすめの問題集
新品価格 | ![]() |
時間を計って過去問を解く
過去問に取り組む際は、必ず本番と同じ制限時間で解く練習をしてください。
時間配分の練習方法
実際の試験時間が50分であれば、家庭では45分以内で解けるように練習しておくと、本番で余裕が生まれます。
各教科で「どの問題から解くか」「難しい問題は後回しにする」といった時間配分の作戦を立てておくことも重要です。
最近の入試では、思考力を問う問題や初見の資料を読み取る問題も増えています。時間配分を間違えると、解ける問題に手が回らないということにもなりかねません。
心と体の調子を整える
リラックスして過ごす
普段から緊張しやすい生徒さんは、深呼吸やストレッチなど、自分なりのリラックス方法を見つけておきましょう。
あまり緊張しすぎると、お腹を壊すなど体調を崩してしまうこともあります。「合格して楽しい高校生活を送っている自分」をイメージすることで、前向きな気持ちを保つことができます。
体調管理を最優先に
- 夜更かしや睡眠不足を避ける
- バランスの取れた食事を心がける
- 適度に体を動かす(散歩やストレッチなど)
- 手洗い・うがいを徹底する
特に、インフルエンザなどの感染症が流行する時期ですので、人混みを避ける、マスクを着用するなどの対策も大切です。
当日の準備を万全にしておく
スケジュールと交通手段の確認
入試当日にバタバタしないよう、早めに確認しておきましょう。
確認しておくこと
- 試験会場までの所要時間
- 利用する電車やバスの時刻
- 何時に家を出るか
- 余裕を持った到着時刻の設定
万が一に備える
天候不順で交通機関が乱れることもあります。
- 代わりの交通手段(別の路線、タクシーなど)
- 電車やバスが遅延した場合の連絡先と手続き
- 緊急時の連絡方法
スマホに試験会場の電話番号や地図を保存しておくと安心です。
持ち物の最終チェック
前日には、必ず持ち物をチェックしてください。
必須の持ち物
- 受験票
- 筆記用具(予備も含めて)
- 時計(スマホは使えない場合が多い)
- ハンカチ、ティッシュ
- 上着(温度調節できるもの)
- お守りやまとめノート(気持ちを落ち着かせるため)
あると便利なもの
- チョコレートなど、すぐエネルギーになるもの
- 使い捨てカイロ(寒い時期の場合)
- 腕時計の予備電池
こちらの記事も参考になります
まとめ
高校入試直前の1週間は、新しいことに挑戦するのではなく、今までやってきたことを確実にする期間です。
基本問題を落とさない、体調を整える、当日の準備をしっかりする。この3つを意識して過ごせば、自信を持って入試当日を迎えられるはずです。
生徒さん一人ひとりの努力が、きっと良い結果につながります。最後まで諦めず、できることを1つずつ積み重ねていってください。


