高校受験生の夏休み勉強法|合格につながる効果的な学習のやり方

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高校受験生は夏休みに今までの復習をしっかりやっておくことが大切です。

しかし「あれもこれもやりたい」と考えて綿密に計画を立てても、全てやりこなせなくて焦ってしまったり、学習時間をこなしているだけで受験に向けた基本ができていないということがよくあります。

夏休みは長いようでそれほど多くの時間はありません。目標を決めて学習に取り組むようにしていきましょう。

受験勉強で優先すべきことを決める

夏休みに数学の問題集3冊やると決めても、実行できません。問題集をやって分からない問題の解答を写しているだけでも勉強したとはいえません。

まずは、何を目標にするかを各教科ごとに書き出してください。

数学が得意な場合は、基本問題は1問もミスしないようにする、証明問題の難しい問題を解けるようにするなど目標は立てやすくなります。

あまり得意でない場合は、問題集の基本問題を全てできるようにするなど、確実にできるようにしたいことを書き出すようにしてください。

↓こちらにある夏休みやることリストを使って書き出してみましょう。

夏休みのカレンダー、学習計画表、学習記録
夏休みの学習計画や学習記録をつけるのに役に立つ、カレンダーや計画表、学習記録表などをアップしていきます。夏休みの自主学習にお役立てください。夏休みの計画の立て方1 まずはやることを書き出す夏休みの計画の立て方2 具体的な計画の立て方2024...

入試の基本問題を完璧にする

受験勉強は教科書レベルの基本を確実にできるようにすることが大切です。

数学の計算や英語の基本文法などは、できない問題がないような学習をするようにしてください。

教科ごとに復習用の問題集を使うことが多いと思いますが、夏休み中にはよく分からない応用問題は飛ばして構いません。解けない問題があったら、次の単元の基本問題を解くようにしましょう。

夏休みの学習計画の立て方はこちらの記事を参考にしてみてください。
夏休みの学習計画の立て方

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受験対策:教科別の勉強法と時間配分

数学の受験対策

計算問題、文章題、関数の問題、図形の問題、確率などの基本をしっかり学習するようにしてください。

ここで注意するのは最初の2週間は文字式、方程式などの計算→次の2週間は文章題と関数という風に問題集の順番にやっていると、入試で重要になる図形の問題があまりできなくなってしまうことがあります。

数学の勉強をするときは、1日の中で計算を20分、それ以外は関数や図形の問題などをやるというようにしていくようにしてください。

英語の受験対策

英語は単語や文法問題をやることが重要になりますが、入試では長文やリスニングなどの問題が重要になります。短い文章からでよいので、まとまった英文を時間内に読む練習をしてください。音読することも有効な勉強法です。

夏休み中にまとまった量の長文問題集をやってみましょう。

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国語の受験対策

国語は漢字、語句、古文、漢文、読解問題などの勉強が中心になります。漢字や語句の問題は時間を決めて毎日やるようにしましょう。

国語の場合は、受験する地域や高校で出題傾向が異なってきます。作文が出題されることもありますので、入試問題を見て、対策を立てるようにしてください。

理科の受験対策

理科は今までやった基本的なことを全て覚えるようにしましょう。

図や資料などがある問題集で基本を確認してください。実験問題もよく出題されるので、実験や観察のやり方を確認しましょう。

高校入試向けの問題集なら何を使ってもよいですが、「基本」と書かれたところを一通りやってから、標準問題や応用問題をやってみましょう。

社会の受験対策

社会もまずは基本が大切になります。

最近は資料の読み取りや記述問題も増えています。言葉を丸暗記するのでなく、意味が分からないところがないかを確認してください。問題集だけでよく分からないところは教科書を読み直したり、資料を調べることも大切です。

時事問題が出題される場合は、今年前半に起こった出来事をまとめておきましょう。

入試問題に触れて出題傾向を把握する

夏休みはまだ入試問題を本格的に解く必要はありません。しかし、どんな問題が出るか確認しておく必要があります。

入試問題集には傾向と対策が書いてあるので、それを確認して何を優先的に勉強すればよいか考えてみるようにしてください。

都道府県別の高校入試の過去問を見ることができるサイト
都道府県別 公立高校入試[問題・正答] – リセマム

塾での受験勉強を効果的にする方法

学習塾で勉強することも多いと思います。

塾で独自の問題集を用意されていることが多いので、どのくらいのレベルの教材を使うのか必ず確認するようにしましょう。

問題を見てレベルが高すぎる、少し物足りないと感じた場合は、塾の先生と相談するようにしてください。また、苦手な部分の学習が足りない場合は、塾の先生と相談して教材を選んでください。

ただし塾に行っているだけでは、成績は伸びません。塾で勉強したことを100%身につけるつもりで予習、復習する時間を作ってください。

塾に行かない場合はオンライン学習の講座を受けてみるという選択肢もあります。お試し期間もありますので、夏休みにチャレンジしてみてもよいでしょう。

オンラインで学習講義動画を見ることができます。何度でも復習できるので、塾で授業を聞くより効率よく学習できます。

夏休み後半は受験に向けた予習をする

中3の夏休み以降は学習内容が難しくなってきます。受験勉強と並行して普段の学習もしなければいけないので、大変になります。夏休みの後半は教科書を使って予習をすることをおすすめします。

理科や社会は次にやるところの教科書を読んでみましょう。

英語や国語は教科書を読んで内容を確認したり漢字の意味や単語の意味を調べておきましょう。

 数学は次の単元のできそうな問題をやってみてください。2次方程式の応用が残っている場合はできるだけ問題を解いておきましょう。次の2次関数や相似の問題は入試でもよく出題されます。最後の方でやる三平方の定理もよく出題されます。数学は今後も予習していくことをおすすめします。

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夏休みの具体的な計画の立て方はこちらの記事を参考にしてください

 夏休みの具体的な計画の立て方

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