勉強した時間を記録してみる
机に向かっている時間は長いのに、集中しきれなくてあまり学習が進まないということはありませんか?またどうしてもやる気が出なくて、つい他のことをしてしまうこともあるかもしれません。
中学になると学習計画をしっかり立てることは大切です。しかし実際計画通り学習を進めるのは大変です。
どのくらいの勉強時間で、どのくらいの量の勉強が出来るのか自分でしっかり把握出来ていないと、効率よく勉強することは難しくなります。
同じ時間でもAさんとBさんでは出来る勉強量は変わってきますし、得意科目、不得意科目でも違いは出てきます。
自分の勉強時間を把握するために、学習した内容を記録することをおすすめします。
学習記録のやり方
最初は「何時から何時まで 何の教科を勉強したか」をカレンダーや手帳などに書き込むだけでOKです。
記録することを続けてみるようにしましょう。
慣れてきたら、学習記録帳などを自分で作って、問題集の何ページから何ページまでを何分かけたかなど、細かい学習記録をつけていくようにしてください。
学習計画表にチェック項目をつけて、勉強した時間を書き込んでいくこともおすすめします。自分がどのくらいの勉強時間でどのくらい集中しているかを、実感するようになれば、計画も上手に立てられるようになります。
学習記録シートのテンプレートを利用する
下記のような学習記録シートを作って記録してみましょう。
市販の日記タイプのノートや手帳を使ってみることもおすすめします。
新品価格 |
スマホのアプリを活用してみる
スマートフォンを持っている場合は、学習記録をつけるのに便利です。
タイマー機能を使ってどの教科をどのくらい勉強したか、毎回記録をつけていくことが出来ます。
スポーツのタイムを計るような気持ちで記録してみてください。
スマートフォンに付属しているタイマーを使ってもいいですし、下記のようなアプリをダウンロードしてみてもいいでしょう。
1週間記録したら学習パターンを見直してみる
1週間続けてみたら、自分の学習記録をチェックして、どのくらい学習しているのかを確認してみてください。
勉強内容が偏っていたり、同じことで時間をかけすぎていないかを確認してみましょう。集中すればもっと早く宿題を済ませられたかもしれません。また、集中しやすい教科があったり、計算はすぐに終わるけど、英単語を覚えるのには時間がかかるなど、自分の得意、不得意も見えてくるようになります。
3時間学習時間をとったのに、実際はそれほど量をこなしていなかったこともあるかもしれません。どのような順番で学習していくか、一番集中出来るのはいつかなど、学習記録を使って自分の学習パターンを決めていくことが大切になります。
時間を記録することで計画を立てやすくなる
自分の学習パターンが分かってくると、定期テストの計画も立てやすくなります。
どの教科が集中して学習出来るか、どの教科の勉強がイマイチ気乗りがしないかが、自分の学習パターンから見えてきます。集中出来る教科から勉強を始めるようにするなど、効率よく勉強出来るような学習計画を立てていくようにしましょう。