中学生の成績アップにつながる暗記のやり方と工夫

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 定期テストや高校入試で点数を上げるには、しっかり暗記することが欠かせません。しかし、テスト前の限られた時間に一度にたくさんのことを覚えようとしても、すぐに忘れてしまいます。暗記が苦手だと感じている生徒さんも多いのではないでしょうか。

 また、数学の公式や歴史の年号などは、ただ丸暗記すればよいというものではありません。数学の公式は使いこなせなければ意味がありませんし、歴史の年号だけを覚えても、歴史の流れを理解したことにはなりません。

 覚えるべき内容を整理し、自分に合った方法で暗記していく工夫が必要です。まず暗記のやり方を見直してみましょう。

覚えるべき内容をはっきりさせる

 暗記が苦手な生徒さんに多いのが、何を覚えればよいかが曖昧なまま学習を進めてしまうことです。まず覚えるべき内容を整理することが大切です。

 たとえば地理の定期テストに向けてアジア地域を学習する場合、国名や位置、都市名、主要な地形など、最低限覚えなければならない内容を先に整理しましょう。

 英単語や漢字、語句の意味といった基本事項を確実に覚えてから、問題演習などの学習に取り組むことが大切です。

 暗記が苦手な生徒さんは、「今日は英単語5個だけ覚える」など、1日に覚える量を決めて集中して学習し、徐々に量を増やしていくようにしてください。

繰り返し復習することが定着への近道

 一度覚えただけではすぐに忘れてしまいます。覚えた内容は時間をあけて何度も復習することで、記憶として定着していきます。

 たとえば、今日覚えた内容を翌日・3日後・1週間後に確認するという流れで復習していくと、少しずつ記憶に残りやすくなります。テスト前にまとめて詰め込むのではなく、普段から少しずつ繰り返すようにしてください。

 寝る前の10分を復習にあてるのも効果的です。睡眠中に記憶が整理されるので、寝る直前に確認した内容は定着しやすいといわれています。

学習用具を上手に活用する

 暗記に役立つ文房具や道具はいろいろあります。自分に合ったものを見つけてみましょう。

暗記用の色つきペン

 重要な部分を色つきペンでマークし、透明シートで隠して暗記する方法は昔から使われています。覚えたい部分をオレンジ色のペンで書き、緑色のシートで隠すタイプが一般的です。暗記シートとマーカーがセットになった商品も便利です。

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 暗記専用ルーズリーフ

 単語帳代わりに使える暗記用のルーズリーフも便利です。単語から記述対策まで自由にレイアウトできるので、教科に合わせた使い方ができます。教科ごとに色を変えて管理できるものもあり、チェック欄で自分がどこまで覚えたか確認しながら繰り返し学習するのに向いています。

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スマートフォンのアプリを活用する

 スマートフォンの学習アプリも上手に使えば暗記の助けになります。

 英単語の暗記にはmikanが人気です。累計1000万ダウンロードを超えた英語学習アプリで、発音を聞きながら単語を覚えることができます。無料で使える範囲も広く、中学英単語から高校入試レベルまでカバーしています。 

mikan 公式サイト:https://mikan.com/

 英語以外の教科も含めて自分で問題を作りながら覚えたい場合はQuizletが便利です。英単語だけでなく社会の重要語句など、自分で学習セットを作ってテスト形式で覚えることができます。iPhoneとAndroid両方に対応した無料アプリです。

Quizlet 公式サイト:https://quizlet.com/ja

 ただし、スマートフォンはそのままだとほかのことが気になってしまいます。学習アプリを使うときは時間を決めて取り組むようにしてください。

問題形式で覚える工夫をする

 暗記する内容は、自分で問題を作って確認しましょう。ノートに10問程度、自作の問題を書き出してみます。

例)江戸幕府を開いたのは? ア 豊臣秀吉 イ 織田信長 ウ 徳川家康

 問題を作る過程で、自然と覚えてしまうこともあります。問題と答えを分けて書けるルーズリーフや、自分でテストを作れるウェブサービスを使うのも便利です。

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声を出して覚える

 文字を読んでいるだけでは眠くなってしまう、なかなか覚えられないという場合は、声に出す方法を試してみましょう。

 覚えた内容を家族に説明したり、声に出して読み上げたりすることで、記憶に残りやすくなります。自分の声でスマートフォンに録音し、通学中に聞き返す方法も手軽でおすすめです。

語呂合わせや関連づけで覚えやすくする

 年号や化学式、元素記号などは、語呂合わせを活用すると覚えやすくなります。既存の語呂合わせを使うのもよいですが、自分で作ったり、好きなものに関連づけて覚えたりする工夫もしてみてください。

 歴史の出来事は年号だけを覚えようとすると忘れやすいものです。「なぜそのことが起きたのか」「その前後にどんなことがあったか」という流れと一緒に覚えると、記憶に残りやすくなります。

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自分に合った暗記のやり方を見つける

 暗記の方法はいろいろありますが、どれが一番合っているかは人によって違います。書いて覚える、声に出して覚える、問題形式にする、人に説明するなど、まずはいくつか試してみて、翌日にも確実に覚えていられる方法を探してみましょう。

 集中して覚えられる場所も人それぞれです。静かな自分の部屋がよい生徒さんもいれば、家族に聞いてもらいながらの方が覚えやすいという生徒さんもいます。

 まずは、英単語や地名など、すぐに覚える必要があるものを10分程度で覚える練習から始めてみてください。

まとめ

 暗記を身につけるには、覚える内容をはっきりさせてから、自分に合ったやり方で繰り返し取り組むことが大切です。

  • 覚える内容をあらかじめ整理しておく
  • 一度覚えたら時間をあけて繰り返し復習する
  • 書く・声に出す・問題を解くなど、いろいろな方法を組み合わせる
  • スマートフォンのアプリも上手に活用する

 暗記はやり方を工夫することで、だれでも少しずつ上達していきます。自分に合った方法を見つけて、毎日の学習に取り入れてみましょう。

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